SIMカード、プランの種類 | 電話番号 | 電話 | LINEアカウント作成 | ➡だから |
・データSIM or データ通信のみ 等 | 無い | 出来ない | 難しい | 選んじゃ駄目 |
・データSIM or データ通信のみ 等 +SMS付 | ある | 出来ない | 簡単 | 子供はOK |
・音声SIM、音声通話プラン 等 | ある | 出来る | 簡単 | こっちを選ぶ |
2024年3月時点、日本人の10人中4人(厳密には携帯電話回線の10本に4本)が格安SIMを使っているらしいです。
格安SIMは料金が圧倒的に安いのに何故こんなに普及が遅いのでしょうか?
それはSIMカードの種類が良くわからないから(ではないかと)。
- わからない場合は音声SIM、通話SIMを選ぶ
- UQモバイルなら迷う必要がない
わからない場合はとにかく「音声〇〇」or「通話〇〇」を選ぶ
よくわからない場合は、とにかく
「音声」または「通話」
と名のついたプランを絶対選んでください。
もうこれだけ覚えておけば、後はどの格安SIMサービスでも構いません。
- 音声SIM
- 音声通話SIM
- 通話SIM
- 音声プラン
- 音声通話プラン
他にも言い方あるかもしれませんが、もう全て同じ意味です。
言い方が決まってないだけです。
おそらく最安プランではない事が多いです。
でも大丈夫です。
今の料金よりは絶対に安くなります。
(現在、いわゆる3大キャリアを利用している方が前提です。)
尚、UQモバイルは全料金プランが音声SIMプランとなっています。
とにかくあまり難しい事は考えず、格安SIMに変更したいという方はUQモバイルがお勧めです。
どれくらいの人が格安SIM使ってるの?
格安SIM利用者はまだ少数派(35%)
格安SIMを使っている人ってどれくらいいるんでしょうか?
私の会社の同僚周りで聴く限りはまだまだ3大キャリアが主流で格安SIMは少数派ではないかと感じています。
2023年9月時点の調査によると約35%、4割弱の方が格安SIMを使っているようです。
(各アンケートデータの参照元:ネット回線の学校)
IIJmioが出来たのが2012年、イオンモバイルがバンバンCM打ち出したのが2014年の様ですのでもう10年以上は経っているわけですが、個人的には少ないなという印象ですが、皆さまはどう思われるでしょうか、年代や男女によって違うでしょうか?
老若男女あまり変わらないというのが実情なようです。
うーむ意外ですね。総数の約4割以下はイメージ通りですが、
- 若い人も意外と格安SIMを使っていない
- 年配者も約半数弱もの多数の方が格安SIMを使っている
とは…
若い人がどんどん使っているかと思っていました。
(10代だけ「分からない」が突出しているのは親が選んで契約している為、わからないという事かと思います。)
格安SIMを使わない理由
何故、料金が圧倒的に安いのに格安SIMがもっと普及しないのでしょうか?
完全に個人の推測ですが、
- 手続きが面倒くさい
- 「格安」というのが色々な意味で信用できないから
- プランがよくわからない
ではないでしょうか?
面倒くさい
はい、何が面倒くさいってキャリア変更の手続き(いわゆるMNP)です。
私もこれまでMNPの手続きって人生で4回位やった気がしますが、面倒くさいです。
毎回、気が重かった記憶があります。
でもこれはどうしようもないので、必ず料金は安くなりますので頑張るしかありません。
MNP手続きの際の注意点もこちらに纏めているので参照ください。
どうしても面倒くさい方はMNPしないで新規電話番号で契約というのもありです。
私は実は4回もMNPもしていますが、実は新規申し込みは3大キャリア間での異動も含めるとやはり4回はやっています。
この場合、手続きは非常に楽です。
人間関係のリセットにもなりお勧めです。社会人としてはどうかとも思はないでもないですが、仕事の電話はどうせ会社の携帯電話ですし、必要最低限の知人には連絡しますし。
交友関係少ないもので……
「格安」が色々信用できない
色々とは書きましたが要するに
- 本当に安くなるのか信用できない
大丈夫です安くなります。
我が家の実際の携帯料金もこちらで公開していますのでご参考まで。 - 「格安」だから安かろう悪かろうと信用できない
気持ちは分かります。しかしこれは10年前の最初のネーミングの問題です。
「格安SIM」ではなく「SIMフリー」という言葉ならいかがでしょか?
賛否両論あると思いますが、「SIMフリー」という言葉、ほぼ同じ解釈で良いと思います。
勿論、実際には意味は違いますし、SIMフリーの方がもっと前からある言葉ですが、市民権を得たのはほぼ同時時期という記憶です。
格安SIMサービスが格安なのはSIMフリーだからということで日本では相違ないと思います。
また世界ではSIMフリーの方が主流です。
各国の事情は以下の通りですがどうでしょうか?
まあ、アメリカが固定SIMなので微妙といえば微妙ですが。- SIM固定
日本、アメリカ、中国、北朝鮮、他情勢不安定国。 - SIMフリー
大半の欧州、アジア諸国、ロシア
- SIM固定
プランが良くわからない
色々な料金プランがあってどのプランを選んだらいいのかわからない…
各プランの差が良くわからない…
これは、もう携帯を選ぶ際の永遠の難題ですが、それは3大キャリアであっても同じこと。
家族割、学生割、翌月繰り越し、永久くりこし、3Gまで…、10Gまで…、家族シェア、…………
ところが、格安SIMないしSIMフリーの場合には、これらの各社別の料金プランの違いに加えて更に新たに登場してくるのがSIMカードの種類!。
これが料金プランを更にわからなくしている原因ではないでしょうか?
今回はここがポイントです。
SIMカードの種類
携帯電話のSIMカードは「モノ」として2種類、「サービス内容」として3種類で計2x3で6種類のタイプがあります。
そしてその6種類のタイプにより全て値段が異なります。
これがややこしい元です。
「モノ」としてのSIMカードの種類
こちらは簡単です。
- カードがあるもの
いわゆる普通のSIMカードです。
携帯の中にはガラケーの時代から入っています。 - eSIM
今回あまり関係ないので、詳細は割愛しますが、最近は「モノ」としてSIMカードが入っていなくても電話・ネットが出来るタイプのものがあります。
eSIMはEmbedded SIM(埋め込み式のSIM)の略で、要するにSIMをカードとしていちいち携帯に指しかえるのではなく、携帯のソフトウェアの中にSIMの機能をいれてしまおうといものです。
メリットはモノが無い分、安くできる。お店に行かなくても簡単に変更できる。
デメリットは最早全く理解できない場合も。
ということで、ここは理解する必要はありません、理解している方はそもそもSIM選びで悩むことはないので、この記事を読むこと自体ないかと思います。
「サービス内容」としてのSIMカードの種類
ややこしいのがこちら。
何がややこしいかというと名称が統一されていない事。
「データSIM」
「データSIM+SMS」
「音声SIM」
の3種類があるのですが、それぞれ別の言い方がたくさんあります。
提供会社(UQモバイルとかイオンモバイルとか)によって、または説明担当者によって変わります。
でも全部同じ意味なんです。
サービス内容の種類 | 別の言い方 |
・データSIM | データ専用SIM、通信専用SIM、データプラン etc. |
・データSIM+SMS | SMS付、SMS対応、 |
・音声SIM | 通話SIM、音声通話SIM、音声対応SIM、通話プラン、音声プラン、音声通話プラン etc. |
そしてこの3種類はサービス内容、即ち出来る事が違うんです。
それをまとめたのが下の図になります。
スマホで出来る事はもっともっと色々ありますが多くの日本人の場合、基本メニューはこんなもんではないでしょうか。
- 電話番号使った通話
- LINE
- ネット検索、動画視聴
こんなのスマホなんだから出来て当たり前じゃないかと思われるかもしれませんが違うんです。
これが当たり前じゃないからここが、ややこしくて且つ重要なんです。
纏めは上の図の通りですが、詳細を以下の通りです。
- データSIM
ネット検索と各種アプリの利用しか出来ないんです。
これだけ聴くと、え?それでいいじゃんと思うかと思います。
ですが……
電話が出来ないんです。
LINEも基本は出来ないんです。
でも、だからこそ最安プランになります。
要するに完全に携帯パソコンです。
電話番号が無いんです。電話番号がないんで電話番号が必要なサービスやアプリが使えません。
パソコンで電話やLINEする方あまりいませんよね?
だからこれで困らないんです。
LINEは厳密にはやろうと思えばできますが結構設定のハードルが高いです。
思い出して下さい、LINEの初期設定には電話番号を使ったSMS認証があります。
電話番号がないから、これが出来ないんです。LINEの初期認証が出来ないんです。
LINE以外にも「電話番号+SMS」が必要なサービスやアプリが使えません。
具体的に言うと、
「銀行サイト・アプリでの振込処理等」
「証券会社サイト・アプリでの株取引」
等の決済機能を持つサービスやアプリです。
一昔前は電話・SMS認証なしでできましたが、最近はすっかりSMS認証が一般的になってきましたよね。 - データSIM+SMS
上記データSIMの問題を解決するのがこれです。
ネット検索と各種アプリの利用に加えてSMSが使えます。
電話番号もあります。
じゃあ何が出来ないかというと、電話番号を使った通話が出来ないんです。
要するに普通の電話が出来ないんです。
電話番号はあるけど電話が出来ないんです。
でも電番号があるからSMSは出来ます。
だから…LINEや銀行サービス、株取引サービスができるんです。
ということでデータSIMよりも少し料金が高くなります。 - 音声SIM
はい、という事で上記のデータSIM+SMSで更にちゃんと普通の電話も出来るのが音声SIMです。
ネット検索と各種アプリ、SMSに加えて電話も出来ます。
要するに何でもできます。
これが多くの方がイメージしているスマートホンの機能かと思います。
でも電話が出来る分、この中では一番料金が高くなります。
安心してください、それでも3大キャリアよりは大分安いです。
携帯電話で絶対にやることは?
ということで、何が出来るかではなく何が出来ないかでSIMのタイプを選びましょう。
- 電話もLINEも出来なくていい
データSIMで充分です。最安で使えます。
(銀行サイト・アプリ、証券会社サイト・アプリでの一部取引も出来ません。) - 電話だけ出来なくていい
ここでいう電話は電話番号を使った通話の事です。
データSIM+SMSを選んでください。
ちゃんとLINE通話は出来ます。銀行や証券会社の取引の制約もありません。
最近の学生はこれで充分なようです。
私の子供もそもそも友達の電話番号なんて知りません。
そもそも電話番号を使ったことが無い子が多いんです。
蛇足ですが彼らに電話での通話とLINE通話の違いを説明しようとすると一瞬困るかと思います。
私は
「お店や市役所に連絡したい時にはLINEではできないでしょ?」
と説明しますが、最近はお店は公式LINEで通話できてしまうとこも多いので、ますます説明が難しくなっていきますね。
ある世代以下で普及しているDiscord等のSMS・電話番号認証が不要なSNSが、LINEに代わる一般的なコミュニケーション・決済ツールになれば、このSMS付きプランも不要になる日も遠くないかもしれません。 - 何でもできる、電話もできる
何も制約がないのが音声SIMです。
まだ日本では、大半の大人は電話番号で電話を掛ける必要があるかと思います。
役所に連絡とる時にはやはり電話が早いです。
メール問い合わせも出来ますがやはり遅いしまどろっこしいですね。
よくわからない場合はUQモバイル
色々長々と書きましたが、SIMカードの種類を選ぶのは予備知識ないとやはり難しいかと思います。
そんな時はUQモバイルが楽です。
何故ならばUQモバイルの料金プランは全てのプランが音声SIM、即ち普通の電話もLINEも決済も何でもできるからです。
良くわからないときは迷わずUQモバイルがお奨めです。
安心してください、現在3大キャリアを使われている方はどうやってもUQモバイルの方が安いです。
我が家の実際の携帯料金もこちらで公開していますのでご参考まで。
UQモバイルがお奨めな理由!!
- どのプランを選んでも絶対に何でもできる
格安SIM不安や失敗あるある1:
「スマホなのに電話もLINEも出来ない」
これが絶対に発生しないのがUQモバイルです。
それなのに安い!! - auの兄弟ブランドだから安心
格安SIM不安や失敗あるある2:
「よくわからない会社のサービスは信用できない」
UQモバイルは元々UQコミュニケーションズ株式会社の一事業でした。
が、このUQモバイル事業を会社分割して、それをKDDIが引き取ったんです。
そもそも、UQコミュニケーションズ株式会社自体がKDDIや京セラやらがWi-Max事業を行う事を目的として企画して、KDDIや京セラが大株主として設立された会社(2007年)でしたので、元々親会社みたいなもんですから(資本関係があるだけでグループではないですが)。
要するにKDDIなんです。auなんです。
KDDI株式会社の事業の中にauとUQモバイルがあるんです。
ということでauとUQモバイルは義理兄弟なんです(UQモバイルが義理の弟)。
他の格安SIMサービスとは安心感が違いますね。
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