私は日立真空チルドの大ファンでした…
2023年某月、ヨドバシに冷蔵庫を買いに行き…
既に日立冷蔵庫には真空チルドを搭載していない…
との衝撃の事実に直面いたしました。
そして泣く泣く他の冷蔵庫を購入したが、その後この真空キャニスターなる商品が世の中にあるという事を知りいてもたってもいられずポチってしまった次第です。
まだ3ヵ月しか使っていませんが現在までの所、大満足です。
まあチルド(0-2℃の凍る直前まで冷やす)機能は当然ありませんので日立真空チルドの完全代替とはいきませんが、ちゃんと真空に出来るだけで心が満たされましたので、実際の使い勝手と真空状況をレビューしてみます。
ちゃんと真空になります!!
兎にも角にも、
- ちゃんと真空になるのか?
- 真空状態をちゃんと維持できるのか?
関心事はそれだけです。
百聞は一見にしかず
という事で、実際に試してみました。
ちゃんと真空になり、そして24時間維持しました。
キュウリの浅漬けとか酢の物とか野菜、生肉とかいれてせっせと真空引いてます。
真空ポンプをポンとつけてワンボタンで引くだけなのはかなり楽ちんです。
そして何より、この手のプチガジェットマニア(IT関連ではないからガジェットとは呼ばない?)少し楽しい。なんか、少しだけ長持ちさせられているお得感を感じられるちゃんと嬉しい商品です。
使用してまだ3ヵ月ですが、今のとこ割と当たりの買い物だったかもと思っています。
引き続き経過観察です。
予備パッキン付属
ちなみに心配なのは当然、いずれ真空にならない様になるのではないかという点ですが、ここはぬかりありません。
動画でもありましたが、
- 吸引口用のパッキン x 3個
- キャニスター蓋用のパッキン x 2個
- USB-Bケーブル x 1本
が付属品としてついています。
この商品は1[L]x2ケ、2.5[L] x 1ヶの3個セットですので十分な数かと思います。
USB-Bケーブルは腐るほどあるので正直いりませんが、パッキンが沢山あるのはちょっと嬉しいです。
真空にならない原因なんてポンプ故障かパッキン劣化しかイメージが付きません。
まあポンプがすぐ壊れるならその程度の買会社の商品かと諦めるしかない気がしますが、このパッキン付属の気遣いが出来るようなちゃんとした会社かとちょっと嬉しい…
ポチった時は気づいてませんでしたが、ちゃんと公式のホームページには付属品も書かれてますが。
ポンプ単品も売ってますし。。。
あとはCeilobが潰れない様に祈るのみです。
ちなみに
このキャニスターは樹脂製です。
ガラスではありません。
なので軽いし、ちょっと軽く落とした程度では割れません。
まあ樹脂ってプラスチックって言ってしまえば聴こえは必ずしも良くないかもしれませんが、
メーカーのこだわりもあるようです。
メーカーホームページやAmazonの広告にも出てますが、その素材はPCTG。
PCTGって高い耐薬性と耐衝撃性、透明性が特徴の様です。
って耐薬ってなんの為と思われるかもしれませんが、医療用での用途は輸血パックに始まり血液透析装置や人口呼吸器の部品等々に使われる材料らしいです。
要するに非常に安定した素材なので汚れにくく、いつまでも透明で中が見えるという事かと。
そして割れにくい。
➡食品の保存容器として最高ですね。
そう、プラスチックタッパーってそもそも透明度低いんで中見えないですよね。
また、なんかすぐ汚れがついてしまうし。
それを解決しようとすると…
ガラス製…はい割れます。
➡おーPCTGで解決…
といった感じでしょうか。
でも耐熱性は今ひとつ。
メーカーの規定としても0-40℃です。
という事で注意点は
なので冷凍庫は禁止です。
火から下ろしたばかりの熱々の料理も禁止です。
- 冷凍庫禁止
- 火から下ろしたばかりの熱々の料理禁止
- 食洗器禁止
- 電子レンジ禁止
ということで、作り置きの料理を冷凍してそのままチンして食べるとかの保存は禁止ですのでご注意ください。そういった用途用ではありません。
このあたり、説明書には勿論、amazonの広告にさえ書いてますのでご注意ください。
日立真空チルド
これは冷蔵庫に関する単なる私感、感想です。
過去に購入した、特に割と値段の高い大物電化製品。
購入後、皆さまはどれだけの商品に感銘、不服を持っておられるでしょうか?
まあ、不服の方は色々あると思いますが感銘を受け、次の買い替えの際もそのモデルの後継機を買いたいと思えた商品は人生で何個もないのではないでしょうか?
私にとって日立真空チルド冷蔵庫はリピート指名買いしたい数少ない一つでした。
もう約15年前ですが家の新築時にたまたま購入。
当時はまだ真空チルドも出だしでバリバリCMしてました。
そして家電プチオタクの私は当然、野菜やら刺身やら入れてみて、その日持ち加減の差にびっくりして何で真空チルドはこんなに小さいのか、もっと大きくしてくれと思っていたら、やはり新モデルではどんどんサイズアップ…次の買い替えでは私ももっと大きい真空チルドモデルを買おうと早々に決意したのがおよそ14年前…
だったのですが2018年末には日立が真空チルドをやめたという悲報が…
まあ会社の事情は色々あるでしょう…が残念。
当時の色々な事情はネットで各種記事があふれてますのでそちらをご覧ください
(このへんの方々の記事が分かり易いかと)
こんなに技術的にも分かり易くて、効果も体感できる機能って中々なかったのに。
完全に物理・機械系のエンジニア畑の私には化学・生物学は良くわからぬところですが、それでも
食品が悪くなるのは酸化するから、だから真空にして酸化しなくしてしまえというのは凄く分かり易かった。
厳密には減圧されたら凝固点が高くなって食品の水分が1℃とか2℃でも凍るようになって、本当に真空近くまで減圧されてたドライアイスみたいにいきなり水蒸気になってそっちの方が鮮度維持にはいいのか???とかとか若き日の私は色々考えていました…が、専門外でしたので。
まあ、細かい理屈はどうでもよく、なにせ野菜とか刺身の食べ残しが実際に兎にも角にも良く持ったんです。
とにかく、効果の実感がすさまじい真空チルドでした。
そして、現在このCielob(セーロブ)にたどり着きました。
勿論、他にも
・ジップロックで真空パックするもの
・真空ポンプが蓋に内蔵されたもの
の候補がすぐに見つかりましたが、浅漬けや酢の物をしょっちゅうタッパーに作る私にはこのポンプ別体のキャニスタータイプが良いのではないかと。
後はのCielobを販売企画している Ko.U Co.,Ltd.という会社(何と読むのかわかりませんが…)。基本的にプラスチック製品・雑貨の販売、企画、OEM生産を行う中国本社、OEMの生産工場も中国のあまり大きくない規模の会社の様ですが、なんとなく情報が充実しているな…と。この分野で色々情報公開して取り組んでいるな…何となく信用できそうだな…と。
ただ、この真空キャニスターを使ってみて気になるのは温度管理。
上にも書きましたが、真空にすると水分って凍りやすくなるんです。
鮮度維持に対して、それが果たして良い事なのかか悪いことなのか良くわかりません。
そして温度管理と真空管理を同時にやっていた日立真空チルドって最強だったなのではないか?…とますます感じている今日この頃です。
まあ、良いものが必ずしも売れるとは限らないのがマーケティングの難しい所ですので致し方ありません。頑張れ日立!
ちなみに私が二度と買う必要がないと感じた家電の代表格は
・横ドラム洗濯機
・スチーム式電子レンジ
まあ、どこのブランドかで変わるのかも知れませんが、なんせ技術的にメリットが感じられない…
購入当時もそう思っていましたが、若き日の妻が欲しいというので。
現在は、縦ドラム、普通の電子レンジに戻りました……
あくまでも個人の感想ですのであしからず。
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