先日会社支給のノートPCの更新申請したら、遂にUSB Type-Cで充電できるPCが支給されました。
兼ねてより持ち物を減らすために狙っていましたので早速ACアダプターをチェック。
65WのACアダプター(USB Type-C)が付属していました。
勿論大きめのやつが…
手持ちのバッテリーは45W仕様。
一応試してみましたが…残念…!
給電はされ、PCバッテリ駆動時間の延長は出来ましたが、PC充電を増やすことは出来ませんでした。
ということでモバイルのACアダプタコンパクト化に向け65W品を購入しました。
購入に当たり結構色々困惑しました。
- 似たようなモデル名、型番
- 似たような仕様(というか全く同じ仕様に見える奴も…)
- 正直Amazonや楽天に記載されているスペックは最近見にくい…肝心なところが載ってない…ですよね??
- レビューブログはポイントがまちまちなので私の知りたい情報は比較しにくかった
ということで自分で比較した内容を参考まで纏めてみました。
今回はUGREENのNexode(ネクソード)シリーズを購入。
勿論、併せてAnkerの同等シリーズとの比較を纏めています。
CIO
CIO スパイラルケーブル 1m Type-C PD 240W データ転送 480Mbps 磁石付き マグネット吸着 形状記憶 CtoC(ライトブラック)
CIO-NLSC30000-CC1-LBK
PC用こそ65W
充電器、アダプターとも高出力化、小型化の日進月歩が著しく、なかなか充電器・バッテリー各社、スペックアップと価格争いが大変そうだな~と。
まあ価格争いと言っても既に日系メーカーは蚊帳の外で中華ブランド同士での価格争いに見えますが。日本でも広く普及した感のあるAnker(Anker Japanとかあるから勘違いしておられる方もいる気がしていますが…)も、今回私も購入した新興勢力UGREENもどちらも中国ブランドですし。
急速充電のPD規格の普及に加え、iPhoneが日和ったことも後押しとなり、すっかり充電の標準仕様としての盤石な地位を得た感じのあるUSB Type-Cですが、これまでは30W位がメインの商品だった感じですが、ビジネスマン用には今後は65Wが主戦場かと。
これまではスマホがPD充電のメイン対象だったので正直20Wとか18Wとかで多くの場合充分でした。USB Type-Cが採用されたiPadでも、2024年6月時点では30Wの話です。
しかし、世の中のビジネスパーソンはまだまだWindowsPCが主流です(よね?)。
そしてノートPCは多くの場合、65Wです。
勿論、45Wでいけるものもちらほらありますが主力は65W。
だからこそ65W充電器の小型化競争の進化速度がやばいんだと信じています。
まじで最近の充電器小さいんです…びっくり。
10年後にはこの小型65WUSB充電器がすっかり普及し、最近のスマホやイヤホンの様にノートPCにもACアダプターが付属しない時代が来そうですね…
今こそビジネスマンは65W小型充電器を必携!!
そしてカバンを少しでも軽くしましょう!!
Nexode (ネクソード)シリーズ

PD65Wと出力を決めている時点で、アダプターで重要な情報って以下の3点のみですよね。
- 製品サイズ
- 製品重量
- 発熱
今回はACアダプターを小型化してカバンを軽くすることが目的なのでもうこの3点に尽きます。
小型化という点でサイズと重量が重要なのは当たり前ですが、この二つを追求するデメリットが発熱です。今回、本当にノートPC用のACアダプターとして使う事を大前提なので発熱問題はもう必須です。
基本長時間つなっぎっぱなしです。
この発熱問題が無ければ、カバンの軽量化という目的に対しては本来は
- 65WのUSB-C 1ポートのみを搭載するもっと小さいアダプター
- 65Wタイプのモバイルバッテリー
も選択肢(というか本当はこっちが理想)ですが、発熱を考慮するとどちらも、まだしんどそうです。
1ポートのアダプターは各種レビューを見ると発熱がとにかく高そうな商品ばかり(というネットの書き込みがちらほら…)。
勿論、使用上問題ない範囲のでしょうががやはり耐久性にまだ不安。
なんせ、本当にPC用として使う以上、オフィス勤務の日は本当に常時接続。
スマホの充電を一日30分程度とは要求する耐久レベルが違います。
(本当に外出時のみで使用するのであれば問題なさそうですが…)
またバッテリーも平日オフィス勤務日の常時接続アダプターとしては1ポートアダプター以上に発熱問題はしんどそう。
更に、やはりモバイルという点を考慮するとPD65W仕様のバッテリは―まだでかい…
正直そのサイズならばまだ普通にPC付属のACアダプター持ち歩くのと変わらん…というサイズばかり。
既にPD100Wのバッテリーを持ち歩いている人はそれで問題ない思いますが、私はバッテリとしてはPD100Wどころか65Wもデカすぎです。現在のモバイルバッテリーはPD45W。
携帯性? vs 放熱性?
ということで
- 携帯性重視 _ とにかく最小 _ USB-C x 1ポート
- 実用性も重視 _ USB-C x 2 + USB-A x1 ポートで放熱性最高
どちらを重視するかが65wアダプターを選ぶ際のポイントかと思います。
従って放熱性能、発熱が気になる所ですが、大体どの商品もGaN(窒化ガリウム)採用ということで放熱性に関する技術・材料事体は同じものを使用しているようです。
後は内部構造の作り方次第、ここがメーカー設計者の腕の違いが出る所ですかね。
結局はわからないので実際に2つ買って見ました。
(勿論自腹購入なので、2つ以上は要りません)
今回の購入比較ポイントは以下の2つ。
- UGREENの実力レベル評価
今や充電ガジェットの高級ブランドになったAnkerに対して一段安い価格で目下売り出し中のUGREEN商品の実力把握。その信頼性や如何に?
大体似たようなラインナップ、仕様の商品を持つこの2社。
スペックが一緒なら、そりゃUGREENの方がお買い得。
ということで充電アダプターという商品仕様の一番信頼性にかかわりそうな発熱、放熱性能を実物買って比べてみました。 - サイズによる放熱性の概要把握
2021年の年末発売以来、2024年6月現在までその圧倒的なコンパクトさで未だ不動の人気商品であるAnker NanoⅡ 65wの唯一の課題と言われる発熱(私が勝手にそう思っているだけですが…)。
NexodeシリーズはAnker NanoⅡに対してサイズが大きい事でどれだけのアドバンテージを持っているのか?一番差が明確に出ると思われるUGREENのNexodeシリーズの中では最もサイズが大きい初代Nexodeを買って見ました。
(というかNexode ProとNexode Xは両者の違いが見た目以外わからなかった…本当はこのどちらかを買って見たかったのですが。UGREENの3ポート品としてはこれらが最小サイズなので。)
という事で今回は65w品の中でAnkerの一番小さいものと、UGREENの一番大きいのを買って、実際にラップトップPCを充電してその発熱を計測比較してみました。
ちなみに発熱の計測方法は以下の通り。
- ラップトップを30%まで放電
ちなみに使ったPCはThink Pad X1シリーズCore i5(そんなにハイスペックではないです) - 充電開始して15分/30分/45分後のアダプター表面温度を測定
表面温度の測定に使った非接触温度計はこちら。調理用ですがご参考まで。
サイズ、携帯性
初代iPhone SEと並べてみました。
大きい方がUGREEN Nexode 65w。
小さい方がAnker Nano Ⅱ 65W。


まあまあの放熱性能
結果は以下の通り。
うん、UGREENまあまあでした。
下の表の通りですが、
- Anker NanoⅡとGREEN Nexodeとも最高表面温度は55℃前後
- 全時間帯でAnkerの方が1-2℃低目
ということで何がわかったかというとやっぱりAnker凄いという事でしょうか。
サイズが小型の事を考慮するとやはりAnkerに軍配が上がった気がします。
どちらも55℃位が最高温度なので火傷するような温度では全然ありませんが、PC付属品のACアダプタよりは気持ち熱い位でしょうか。
元々の期待としてはNexodeの方が結構でかいのでNanoⅡよりも放熱してくれることを期待していましたが…
結局のところ値段の差も考慮すると良しという所でしょうか。
ちょっと残念。
更に今回はポート数も違うAnker Nano Ⅱをベンチマークにしたので値段比較も微妙な訳ですが。
Anker Nano Ⅱだけが1ポートなので値段的にも最安、優秀っぷりが良くわかった結果でした。
携帯性(サイズ)、値段、放熱性全てAnker Nano Ⅱに軍配上がりました。
買ってみました | 買ってみました | 調べただけ | 調べただけ | |
名称 | 参考比較: Anker Nano Ⅱ (65w) | Nexode (65w) | Nexode Pro (65w) | Nexode X (65w) |
ポート数 | USB-C x 1 | USB-C x 2 USB-A x 1 | USB-C x 2 USB-A x 1 | USB-C x 2 USB-A x 1 |
寸法[mm] | 44 x 42 x 36 | 66 x 40 x31 | 53 x 40 x 33 (公式情報未公開) | 53 x 40 x 32 (公式情報未公開) |
重量[g] | 112 | 115 | 113~115 (公式情報未公開) | 128 (公式情報未公開) |
発熱 (周囲温度_約25℃) | 15分後:49-50℃ 30分後:53-54℃ 45分後:50-51℃ | 15分後:50-51℃ 30分後:55-56℃ 45分後:53-55℃ | 未確認 | 未確認 |
充電出力 | 0-15分:約50W 15-30分:約45-50W 30-45分:約30-45W | 0-15分:約50-55W 15-30分:約40-50W 30-45分:約30-40W | 未確認 | 未確認 |
45分後の PC充電レベル | 80% | 82% |
尚、Nexode ProとNexode Xは公式情報が今一でていないので詳細が不明ですが、3ポート仕様のコンパクト版の位置づけと思います。
但し、今回の結果の通りサイズの最も大きいNexodeで既にAnker NanoⅡに放熱性負けてますのでこれ以上の性能は現状あまり期待できないかと予想されます。
ちなみにAnkerにももう少しサイズの大きい3ポート仕様もいますので。
詳細は下記参照。






ちなみに今回、測ってみて改めてわかった事ですが充電速度はアダプター側ではなく、充電されるバッテリー側(今回であればPC側)が律速しているようです。
今回30%の充電残量から始めたわけですが、Anker Nano ⅡもUGREEN Nexodeも50wオーバーの充電速度が出ていたのは最初の15分だけ、その後は徐々に遅くなっていきました。
まあ当たり前と言えば当たり前ですが、後半は45Wの出力でも充電できるようです。
Ankerの65wラインナップ
こちらがAnkerのUSB-C x2 + USB-A x1 ポートのラインナップ。
これらと比べるとUGREENのNexode ProとXシリーズは価格メリットが出ているわけです。
以下参考まで。
名称 | 参考比較: Anker Nano Ⅱ (65w) | 参考比較: Nexode X (65w) | Anker 735 (65w) | Prime Wall 67 (67w) |
ポート数 | USB-C x 1 | USB-C x 2 USB-A x 1 | USB-C x 2 USB-A x 1 | USB-C x 2 USB-A x 1 |
寸法[mm] | 44 x 42 x 36 | 53 x 40 x 32 (公式情報未公開) | 66 x 39 x 29 | 50 x 40 x39 |
重量[g] | 112 | 113 (公式情報未公開) | 132 | 144 |
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