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ながら聴きイヤホン(オープンイヤー型)|音漏れレビュー|GoFree2 vs Soundgear Sense vs Open Run

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2024年1月現在、最近流行り(??個人的には大分流行ってます…)のながら聴き(ないしはオープンイヤー型)のBluetoothイヤホン、本当に耳が楽ですね。
この解放感…

●長時間使用はもうこれ一択!
●耳に入れるタイプには戻れない!

という噂が聴こえてくるとか、こないとか。
そしてググってみると悪い噂としてすぐに上がるのが音漏れ問題!!

ところが実際の音漏れ感が中々わからない。
私も購入前にヨドバシなんかに出向いて実機も聴いてみました。

……ところが!
店舗に出向いても音漏れはあまり分からない!
何故ならば…
自分の耳につけても音漏れ具合は聴こえない…
誰かと一緒にいかないと音漏れは分からないんです!

更には!
誰かと一緒に行っても実はまだわからない。
何故ならば…
店舗って結構うるさいんです。
だから参考にならない。

ということで、なにはともあれ聴いてみてください。
子供の耳につけさせて、静かな自宅で音漏れ具合を録音してみました。
録音はスマホで行っているので、一部の機種では音が相当小さくなって(それだけ音漏れしない良い機種)います。
耳に入れるタイプ(カナル型、インナーイヤー型)やヘッドフォンでの視聴が推奨です。
それこそながら聴きイヤホンではあまり聞こえない動画になってます。

動画中で既に紹介済ですが、今回の音漏れ比較は以下の3機種。
残念ながら日本メーカーは入っていません。
●SoundPeats|GoFree2
●JBL|Soundgear Sense
●Shokz|Open Run Mini
 (Proの方ではありません)

広告も貼り付けておきます。

OpenRun スポーツワイヤレス骨伝導イヤホン – Shokz (ショックス) 日本
最先端の骨伝導技術により、OpenRun スタンダードモデル 骨伝導イヤホンは従来モデルより優れた中高音を実現しながら、振動をより小さく抑えることに成功しました。耳を塞がないため環境音を聞き取りながら音楽を楽しむことができます。

ではここから各商品のレビューです。
動画内容とだぶる項目もありますがあしからず。

総合比較

3機種ともそれぞれ素晴らしい!
もうどれを買うかは、各自の用途次第と思います。
これがベストとはどれも言えないです。

あくまで私感ですが。
●コスパ重視    ➡GoFree2
●総合力重視   ➡Soundgear Sense
●音漏れ防止重視 ➡Open Run Mini

とはいえ甲乙つけがたい。
どれも適材適所です。

とはいえ個人的にはSoundgear Sense推しです。
何だかんだいってイヤホンですので音が良い。
現在自宅で愛用してます。

個別項目

音漏れ防止

本記事の主旨はここです。
もう圧倒的にOpen Runに軍配が上がります。
まじで骨伝導ってすごいです。

●Shokz|本物の骨伝導
同じ音量設定ベースなら、圧倒的に音漏れしません。
今までパチモンの骨伝導も購入したことあるのですが、
あれらが全て確かにパチモンだったという事が本当に良くわかりました。
なんせ本物はちゃんとブルブル震えるんです。
そして耳(こめかみ)につけると一気に聴こえる音量が上がります。

●JBL|逆位相生成がやばい
とはいえJBLの逆位相生成技術も凄い。
兼ねてより、世の中には”アクティブ消音”、”アクティブノイズコントロール”という技術が開発されている事は知っていましたが、これをB to Cの2万円以下の大衆消費財に搭載してくるとは。
中国メーカーの技術もここまで来たかという感じです。
この技術、エアコンとか洗濯機とか本当にうるさい電化製品に早く搭載してほしい…と思いました。
今回、同じ耳掛け方式のながら聴きを比較した事で、この逆位相生成技術の凄さも良くわかりました。


という事で

●ハードウェア消音のShokz
●ソフトウェア消音のJBL

どちらも巷にあふれ出したながら聴きタイプの中で、確実に差別化音漏れ対策を搭載した商品でした。

音質

まず大前提ですが、ながら聴きイヤホンはそもそも音質では耳に入れるタイプ(カナル型、インナーイヤー型)には勝てません。外部騒音もばりばり入ってきますので。
音質にこだわる人は、そもそもながら聴きは向いてませんのであしからず。

しかし、この3機種で比べてしまうと
JBL Soundgear Senseが圧倒的

●JBL|オフィシャル広告にウソは無し!
オフィシャル広告通り低音がやばいです。すごく聴こえます。
これよりしょぼい耳入れ型は、なんなら有線も含めて、巷にあふれてるかと思います。
ながら聴きしたいけど、少しでもいい音にこだわりたい人は、もうこれで決定です


他の2機種も勿論悪くは無いです…が、今回は比べる相手が悪かったです。
尚、GoFree2はアプリにイコライザーついてますので好みに調整出来ます。
しかしOpen Runはまずアプリが存在しません。
本体ボタンで標準モードと音声モードが設定は出来ますが、戦力は今一です。
この点ではGoFree2の方がOpen Runよりも上かもしれません。

コスパ

周知の事実ですがGofree2の圧勝です。
何せ他2機種の約1/3のお値段ですから。
もう初めてのながら聴きお試しの人はGofree2の一択でないでしょうか。

●Soundpeats|圧倒的コスパ!と充分性能!
ながら聴きの醍醐味は音質でも音漏れ防止でもありません!!
そうです、耳の解放感です!!
そもそもこの記事は音漏れ確認が主旨ですが、そんな事は関係ありません。
ながら聴きイヤホンにとって音漏れも、音質も二の次です。
大切なのは耳の解放感です。その点においてこのGoFree2は十二分な性能を持っています。
勿論音も悪くないです。
それを¥7,000以下で実現するSoundpeats。文句つけようがありません。

ながら聴きのすすめ

●家事中に最適
個人的には、特に家で長時間の家事をやる時がお勧めで本領発揮します。
家事って平気で2時間位やりっぱなしとかなりますよね。
その際に、とにかく楽なんです。
閉塞感ないんです。
耳が湿っぽくならないんです。

●スピーカーじゃ駄目なのか?
スピーカーでいいじゃんと思う方もいるかと思います。
違うんです、家事やってる最中って移動しますよね。
洗濯物干すときベランダにスピーカーないんです。
各部屋の掃除する時もスピーカーないんです。
掃除機うるさいけど、そとの音ひろっちゃうけど、一応聴こえるんです。
スピーカーでは聴こえなくなるタイミングがいっぱいあるんです。

●朝の出勤準備にも最適
ということで宅内での移動にフォーカスすると……
そうです出勤準備です。
私は朝起きたら、即装着です。そして…

トイレ➡朝食➡歯磨き➡またトイレ➡着替え➡出発

結構、朝って玄関出るまで移動しっぱなしなんです。
一昔前ならば食事中にテレビでニュース見る位しか出来ませんでした。
そして通勤電車内で新聞(昔過ぎるか…)、スマホでWebニュースチェック…でも眠い…

これが、私の場合はVoicy垂れ流し状態でニュースチェック、その他お気に入りパーソナリティ情報チェックを玄関出る前に全部完了です。
そして電車の中では個人的な楽しい情報収集、又はオーディブル、勿論睡眠も。

まあ朝の出勤準備はせいぜい45分位なので、普通の耳に入れるタイプのイヤホンでもいいのですが、一回この楽さに慣れてしまうと、もう室内ではながら聴き以外は選べません。


是非、コスパの良いGoFree2でこの解放感と常時接続感を試してみてください。

脱落防止

実は意外と重要です。
耳に入れるタイプもよく落っことすと思いますがこのオープンイヤー型、基本スタイルは耳に引っ掛けているだけなのでやはり落ちやすいんです。

脱落防止はOpen Runに軍配が上がります。
なにせ、こいつは骨伝導。こめかみに密着してなんぼです。
バンドでしっかり頭を挟み込みます。
安定感抜群です。
メーカーの公式推奨もランニング中に落っことさない。
商品の名前の通りです。
落っこちない為の、標準とMiniのバンドサイズパターンと思います。
その反面、頭の形によっては少し圧迫感を感じることもあると思います。

この頭、こめかみへのフィット感が凄く大事な商品です。
是非、店頭で試してから買う事を推奨します。
バンドサイズ調整機能があったら良かったのですが、まだありません。

そしてサイズではありませんが、フックの角度の調整機能を持っているのがSoundgear Sense。
この機能、凄くいいです。
耳の形に4段階にフィットさせられるんです。
フィット感アップで脱落防止にもなるし、実は音の聴こえも良くなります。
何この機能すげーって感じです。


GoFree2は落っこちます。はいこれはどうしようもないです。
耳にかかってるだけですので。

その他 気になる点

Soundpeats | GoFree2

●あれ?Spec.自体は…
実は最初のGoFree1も持っています。
(商品名は単に”Gofree”ですが、GoFree2との区別の為に敢えてGoFree”1″と書いてます)

下の写真の左側が、今回のGoFree2で右側が元々もGoFree1です。


そして主要仕様は…変わってないんです。

どっちもハイレゾ対応なんです…
(オープンイヤー型で重要かは何とも言えませんが…)

どっちもLDAC対応なんです…
(オープンイヤー型で重要かはこれまた何とも言えませんが…)
しいていえば、形が変わりました。
なんとバッテリー持ちなんかは減っちゃいました……
(下の写真参照ください)
まあ、値段も基本変わってないから別に文句は特にありませんが。
中国メーカーのしたたかさを感じるというか、何というか。

まあ、GoFreeはもう売ってないですし…
もしGoFreeがたたき売りされてたら…ちょっとお買い得です。

Shokz | Open Run Mini

●充電端子が独自形状…
電源側はUSB-Aです。
が、イヤホン側はいわゆるUSB-CとかUSB-Bではありません。
右耳側の耳に引っ掛ける部分の下面についておりこんな感じです。


充電ケーブル側はこんな感じです。
ここはマグネットになっていて本体にペタッとくっつきます。


なので充電する時はこんな感じになります。

まー、特に何も問題はないです……

でも今時、専用充電ケーブルはちょっと気持ち的にはマイナスです。
あくまでも個人の感想ですが。


メーカー側の事情も分かるんです(推測ですが…)
問題は防水性なんです。

このOpen Run Miniは防塵防水のグレードがIP67なんです。
IP67って水没しても大丈夫なんです。
(上位シリーズのOpen Run ProでもIP55なのに。
 まあOpen Run Proも充電は同じ形状なのでこの差は関係ないですが)

昨今のAirPodsに端を発する(??)Bluetoothイヤホンは大概、屋外で少しの雨には耐えられるという事で皆、IPX4とかIPX5とか程度の差はあれ皆、いわゆる生活防水レベルをクリアしている充電機器。だから皆、イヤホン本体の充電部はUSBではなく大体独自の防水形状になっており、相方の充電側は皆、充電ケースの中。
そしてその充電ケースをUSB-Cで充電するのが現在の一般的な充電方法。
ところが、このShokzの製品は皆、充電ケースがないんです。
そう、このバンド型の形状を充電ケースに収めようとしたら…無駄にでかい充電ケースが…
じゃあ、耳にかける部分だけ外れるようにして充電ケースに入れてしまえ…
そんな商品も他社様に確かにあります…
おそらく、Shokzの商品開発会議でもそれは面倒くさいのではないか…とかなったんでしょうね…
世の皆様が何が面倒くさいかはわかりませんが、私は専用ケーブルの方が嫌でした…
はい、あくまでも個人的意見ですが。

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