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キューブ型電源タップ|A+C+アース棒|アジア駐在必携|ちょっと便利な日本非売品

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日本でも一応普及した感のあるキューブ型電源タップ。
USB-PD対応したものも増えてきて本当に重宝します。

…がしかし、このキューブ型が真価を発揮するのは日本ではなく海外です。
何故ならば海外の電源タップって本当に武骨でデカいですよね。
電源タップのデカさ/使い難さは海外駐在あるあるではないでしょうか?

日本のコンセント形状のAタイプはなんだかんだいって圧倒的にコンパクトです。
そしてこのAタイプの形のタップをところ狭しと並べるのは、もはや隠れた日本のお家芸かと思っています。

対して海外。
ただでさえBタイプやCタイプのちょっとデカい形状のコンセントに対して、更に全く何の工夫もされていない武骨な電源タップ……
もうとにかく

  • でかい
  • じゃま
  • ぶさいく

三拍子揃った、「これではない!!…」感にあふれた商品が店頭に多数並びます…
キューブ型やタワー型もあるにはあるのですが……
これまたあほみたいにデカい……
まじでこいつらアホか…と心の声が漏れてしまいそうな感じです。

出張や旅行レベルであれば電源タップなんて勿論不要です。
……が、駐在となったらもう必須アイテムです。
こんなでかい/じゃま/ぶさいく3拍子タップは使いたくない。

今回は特にタイやベトナムで良く使われるAタイプとCタイプがまざった奴のキューブ型タップの紹介です。まじで重宝します。

日本では全く知られていないTOSIHNOというタイ(多分)の会社。
タイバンコクではどこの電気屋に行ってもTOSHINOというマークの電気製品、特に電源タップコーナーでよく見かけるのですが、このTOSHINOが丁度良いサイズのものを販売しています。

残念ながら日本での事前入手は出来ないと思いますが、現地調達の必携アイテムです。

A+C+アース棒 が事実標準

コンセント(ソケット)側

タイやベトナムに旅行した方はよく見かけたことあるかと思います。
この形の電源タップ…何タイプだかわかるでしょうか?

複合タイプですね、混ざってますね。

  • 平行タイプのAは確実に入っています
  • 丸はB(5mm)、C(4mm)、SE(4.8mm)どれでしょうか。
    Cなんです。
    なのでBのプラグは基本は刺さらない…
    (アジアの寸法管理なんて適当なのでわりとBも刺さる所はありますが…)
  • ということでB3ではありません。
    でもアース棒入る所が構えられてるんです。

そしてこのアース棒が厄介なんです。
現地調達する機器のプラグ側に結構ついていることが多いんです。
日本でもパソコンとかでアース棒ついたACアダプターって割とありますよね。
(日本ではコンセント側がアース棒対応してない事が殆どなので、この手のACアダプタには必ず変換プラグがついてますね。)

ちなみに…

ここではコンセント(ソケット)と書きましたが英語でコンセントは全く通じません。
(まあどうせタイもベトナムも基本的に英語通じないんであまり気にする必要はないですが…)

  • コンセント(メス側)➡Socket(ソケット)、Outlet(アウトレット)
  • プラグ or コンセント(オス側)➡Plug(プラグ)

日本語ではオス側もコンセントって言ってしまう事も多いですね。
いずれも頭にPowerとつけた方が通じやすいと思います(Power Socket, Power Plug)。

尚、電源タップの「タップ」も英語では全く通じません。
tap:水道の蛇口、叩く
が主な意味です。

  • 電源タップや延長タップ ➡Power Strip(ストリップ)

こちらは絶対にPowerをつけないと通じません。Stripだけだと全く別の意味(剥くとか脱がすとか)になります。

こうして英語を考えてみるとそもそも電源タップとか延長コードとか日本語がおかしいんです。そもそも、なぜタップなのかもよくわかりませんし、延長コードに至っては延長するものであり電源口数を増やすという意味は既に入っていません。
英語で調べていくと上記のPower Stripと同様にExtension Socketという単語が良く出てきます。
これが明確です。

  • Extension Socket(エクステンションソケット) ➡拡張ソケット

日本語もちゃんと拡張という意味を入れるべきな気がします。
会社で上司に
「延長コード持ってきて」
と言われて、純粋に1つ口の延長コード持っていったら
「これじゃないよ、分岐できる奴」
とか言われた事、一度はある方が多いのではないでしょうか。

プラグ側

上述しましたが、現地調達の電化製品はアース棒付が結構多いんです。
個人の感想ですがタイ、ベトナムで多いのは以下の3種類かと思います。

  • Aタイプ+アース棒
  • Cタイプ+アース棒
  • Cタイプ

割合はいずれも3割くらいかと思います。
どれもよく見かけます。


以下実物紹介です。
3つともタイで実際に私が購入したものです。

まずはラップトップ。
LenovoのThinkPadです。
ご覧の通りAタイプにアース棒です。
このプラグは日本のパソコンでもたまにあると思います。

つづいて、今回紹介するキューブ型電源タップも実はアース棒付です。
こちらはCタイプにアース棒です。
B3タイプ(の太さ)ではありません。あくまでもCタイプにアース棒がついてます。

勿論、アース棒ない普通のCタイプのものもあります。
こちら、Cタイプの一例としてTefalの電気ケトルです。
見た目は日本と一緒ですがタイは200Vですので、絶対に日本のTefalは電源にささないでください。
電気ケトルは商品電力大きいですから、日本の100VのTefalをタイの200Vにさしたら、その瞬間に激しく火花飛んでコンデンサー破裂する大きな音がして壊れます。そして最後にこげ臭いにおいがしてきます。本当に危ないので気を付けてください。

現地のよくある電源タップは正直…

デカすぎ…

いわゆる3つ口、4つ口のタップ

隙間がとにかく多いんです。
これがテーブルにあると正直イラっとします。
テレビボードとかパソコンデスク周りとかもう……

現地にはこれしかないんで、こんなこと感じるのはおそらく日本人位かと…
(アメリカもAタイプの電源が主流ですが、アメリカはどうなんでしょうか??
 私はあまりアメリカにはいったことがないのでご存じの方教えてください。)

タワー型も無駄にデカい

タワー型もでかいんです。
写真だけ見ると、「お!コンパクトでいいかな?」とか思わず思ってしまいますが違います。
太いんです。
私も何種類かは店頭でみましたが、実物は見たら即決で要らない!となります。
幅14cmですよ。そんなもの机に置きません。
日本人と外国人は「コンパクト」というサイズに対する感覚が大きく異なるのかと思います。
中国人とかベトナム人とかと話をしていると、「大きいものが高性能で良いものだ」という彼らの感覚をよく感じます。

キューブ型もあったんですが…

ECサイトではキューブ型もあるんです。
…が、BFタイプとかOタイプとか…
タイやベトナムでは使えないのばっかりでした…
(TOSHINOのA+C+アース棒タイプが出てくるまでは)

拡張性不足…

2つ口、3つ口ならこれが主流か?

延長なしにコンセントに直さしで分岐するタイプです。
これの2つ口、3つ口はとても色々なものが売っています。
ケトルやレンジ、オーブン等の電力の大きな家電の集まるキッチンではこれが正解と私も思っています。4つも5つも分配すると危険な製品が多いので。

しかし、PCやスマホ、ルーター、テレビ、ゲーム機器等、OA機器の電源分配、充電用には戦力不足です。

尚、こんな6つ口の強者もあるにはあります。
機会があれば試してみたいとは思っています。
一応参考までにLAZADAで買えます。
店頭では見た事ないです。

USBポートの拡張がメイン

USBポートの追加を目的としたタイプも各種ラインナップ充実しています。
USBポートの拡張だけならばこれで充分です。

…が、こちらもOA機器の電源分配には戦力不足です。

TOSHINOのキューブ型が圧倒的コンパクト

とにかくコンパクトなんです。
キューブの各辺は7cm以下。

  • コンセントが4口
    最大入力は合計2300W。
    ドライヤーとかオーブンとかはつながない方が良いです。
  • USBが3ポート
    PD対応(20W)_USB-C x 1
    USB-A x 1
    通常の3.4A _ USB-A x 1

購入方法:日本では売ってません

キューブ型電源タップ自体は日本でもアジアでも各種、色々な所で売られています。
しかそしこのA+C+アース棒付のタイプのものは2024年4月時点、残念ながら日本からは入手できないと認識しています。
また実はタイやベトナムでも中々売ってない。
タワー型のくそでかいのは実店舗、ECサイト含め多くの所で売っているのですが、このキューブ型、そしてこのA+C+アース棒タイプが中々売ってない。

お店で買う

THOSHINOの電源タップ自体はどこの電気屋さんにいっても各種売られています。
しかしこのキューブ型の電源タップが店頭に並んでいるのはまだ中々見かけません。

私が実際に見たのは意外や意外Emporium内(BTSプロンポン駅ほぼ直結の日本人駐在員御用達モール)のPower Mall横あたりの電気配線類売り場です。

2024年4月時点、確かに並んでおります。
以前(少なくとも2023年12月時点)は在りませんでした。

勿論、TOSHINO以外の電源タップも各種充実しています。
ご参考まで。

タイバンコク各所にあるビッグCやHomeProも良く行きますがそちらでも、まだキューブ型のラインナップ見た事ありません。
キューブ型ではなくタワー型ならばHomeProとかOfficeMateなんかはどこ行ってもおかれているのですが…
ただ、どこの店もTOSHINOの電源タップ製品は必ずおいてますので、今は置かれているかも。

メジャーECサイトで買う

アジアのECプラットフォーマーと言えばLAZADAとShopeeです。
Amazonはタイやベトナムには進出できていません。

この商品が売っているの2024年4月時点、Shopeeのみです。
LAZADAでは売っていません。
私もこのShopeeで買いました。
(タイで信用できて使い易いのはLAZADAではなく間違いなくShopeeです。
 一度Shopeeで慣れたらもうLAZADAは使えないと思います。
 それくらい違います。ただLAZADAでしか売っていないものもちらほらありますが…)

尚、現在Shoppeeはアカウント作ってログインしないとサイト内閲覧できません。
是非アカウント作って確認してみてください。

メーカーECサイトで買う

こちら製造開発元メーカーであるTOSIHNOの直販ECサイトです。
ご参考まで。

日本で買っていくならこれ

A+アース棒 タイプならかなり使える

Aタイプのアース棒付ならば日本でも売っています。
これでも大分使えます。
どうしても日本で買いたい方はこのタイプがお奨めかと思います。
結構な場合、タイやベトナムでも使えます。

汎用性最強はこれ!さすが日本!

推奨はしません。
でも実の所、テレビボードやネットルーター、電源周りで一番重宝するのはこのタイプです。
何せ取り回しの自由度が半端ない。
これ考えた人、まじ天才ですよね。
これのA+Cタイプあれば最強なんですが…

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