2025年の本屋大賞もうチェックされたでしょうか?
2025年4月9日に全作品が発表されました。
毎年10作品の順位付けがされるわけですが、なんと25年度はその10作品中の6作品が既にAmazon Audible聴き放題の対象に含まれています。
本記事の執筆時点2025年4月15日で…
私はAudibleユーザーなので勿論、嬉しい限りなわけですがAmazonさんそりゃあ、あまりにも節操なさすぎでは??…っと感じたのは私だけでしょうか。
まさにずぶずぶ…とはこのことではと思わず勘ぐりたくもなってしまう…(真相は知りませんが)
と思い、聴き放題対象化の状況を纏めてみました。

比較のために、併せて同じくAmazonの電子書籍サービスのKindle、またAudibleの対抗勢力であるオーディオブックでの配信状況も併記しました。
伝わるでしょうか?この異常っぷりが。
冒頭でAudibleは既に6作品が読み放題の対象と書きましたが、他のサービスでは
- 紙書籍
単行本は当然、一番最初に出ています。
しかし文庫本はまだ一冊も出ていません… - Kindle
基本は紙書籍と同日に配信開始。
(5位の「人魚が逃げた」はKindleの方が2日早い)
紙書籍同様に全作品配信中。
しかし読み放題unlimitedの対象は5位の「人魚が逃げた」一冊のみ… - オーディオブック
読み放題どころか、配信すらまだほとんどされてません…
唯一配信されてるのは10位の成瀬1冊のみ…
一応読み放題の対象ではありますが…
ということで、Amazon Audibleの異常さが伝わったでしょうか?
Kindleは有料だからわかるんです。
いやもうこれ、文庫本今後出しても売れないですよね…
オーディオブックも差がありすぎでは…
いやオーディオブックはビジネス書のラインナップが強いとはよく聞きますが、それにしても…
まあ、我々ユーザーにとっては嬉しい限りですのでどんどん聴くだけですが…
Amazon Audible未利用の方は、6冊なら間違いなく1ヵ月かからずに聴けます。
無料体験でも充分…
ますます著作料入り難くなる気がしますが、この辺は承知の上で作家の皆さまもAudibleに公開するしないを決めているんでしょうか。まあ作品は読まれてなんぼではありますし。
Amazon Audibleで聴き放題対象の作品
第1位:カフネ
2025本屋大賞の発表が4月9日でAudibleの配信開始も4月9日って…
たまたまかな…

- 出版_ 講談社 :2024/05/22
- 配信_
Amazon Audible:2025/04/09
Kindle :2024/05/22
(読み放題対象外)
オーディオブック:未配信(2025年4月時点)
第2位:アルプス席の母
- 出版_ 小学館 :2024/03/15
- 配信_
Amazon Audible:2024/08/30
Kindle :2024/03/15 (読み放題対象外)
オーディオブック:未配信(2025年4月時点)

第5位:人魚が逃げた
2025年の本屋大賞ノミネート作品が発表されたのは2025年2月4日。
11月4日の発売にしては早いかな…
疑い出したらきりないですが…

- 出版_ PHP研究所 :2024/11/14
- 配信_
Amazon Audible:2025/02/14
Kindle :2024/11/12 (読み放題対象外)
オーディオブック:未配信(2025年4月時点)
第7位:恋とか愛とかやさしさなら
こちらはAudible配信は4月4日。まあ発表前だからとくに何もないかと。
昨年の直木賞作家だし。
- 出版_ 小学館 :2024/10/30
- 配信_
Amazon Audible:2025/04/04
Kindle :2024/10/30 (読み放題対象外)
オーディオブック:未配信(2025年4月時点)

第9位:死んだ山田と教室

- 出版_ 講談社 :2024/05/15
- 配信_
Amazon Audible:2025/02/14
Kindle :2024/05/15 (読み放題対象外)
オーディオブック:未配信(2025年4月時点)
第10位:成瀬は信じた道をいく
- 出版_ 新潮社 :2024/01/24
- 配信_
Amazon Audible:2024/05/31
Kindle :2024/01/24 (読み放題対象外)
オーディオブック:2024/06/28

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