まず大前提ですがエアコンの特定の場所、具体的に言うと室内機の中の熱交換器(銅管+アルミニウムのフィン)に生えたカビは残念ながら完全には落ちません。
優良の有料のエアコン洗浄サービス業者さんであれば、勿論かなりキレイにはなります。でも多くの場合はやはり完全に落とすことはできません。
その前提の上で、ではエアコンのカビ対策はどうするのが最善なのか。
まあ生えたカビは落とせないのであれば、要するにどうやったらエアコンにカビが生えない、生えにくい、生えたカビが成長しにくいのかということを知っているとエアコンの使い方が今までと少し変わるかもしれません。
こういう生活お役立ち情報って学校の家庭科とかで教えてくれたら良かったのになーとか50もまじかになると色々思います。
まあ10代のあの当時に聞いても全く身にならなかったかもと思いますが。
落とすのではなく生やさない、成長させない
お風呂と一緒
多くの人に身近なカビと言えばお風呂のカビかと思います。
お風呂にカビを生やさない方法って現在ではもう常識になっているかと思います。
- 毎日洗う
- 毎日乾かす

これだけですよね。
これを本当に出来ている家は基本カビは本当に生えません。
この2番目の毎日乾かすという点が私が子供の頃(1990年代ごろまで)はあまり広く認識されていなかったと記憶しています。だから毎日洗っているのに内のお風呂はカビが生えるのに〇〇さんちのお風呂はいつもきれい…みたいなことも起きていました。
まあ昭和の住宅のお風呂は構造やデザイン上、そもそも洗えないような場所も存在していたので乾かすどころか洗えないからカビが生えるなんていう、それこそ普通に考えたら当たり前なことも起きていました。
お風呂ってカビが生える所…
それが当たり前…
というのが常識だった時代かと。
平成、令和となり日本の家も変わりました。
昭和の家と比べたらそもそもカビが生えにくいデザインに、材料や構造もなっています。
そしてテレビの情報番組なんかでちょいちょいお風呂洗い方も特集され、乾かすことが常識になり、昭和~平成初期と比べると今はお風呂がきれいな家ってかなり増えたかと思います。
ではエアコンには何故カビが生えるのか?
お風呂と何が違うのか…
いえ、なにも違くありません。
一緒です。
- 毎日洗っていないから
- 毎日乾かさないから
それだけです。
まあお風呂と違って、エアコンはまったく使わない期間も1年の中で結構あるので、本当に毎日やる必要はありません。
では夏の暑い時期、冬寒い時期の毎日エアコンを使っている期間…
皆さんエアコン毎日洗っていますか?
毎日乾かしていますか?
勿論、そんなことやっていないはずです。
だからカビが生えるんです。
でもこれが出来たらカビが生えないんです。
勿論、またお風呂と一緒でたとえ毎日できなくてもやる回数が増えれば、カビが生えにくくなるんです、生えたカビが成長しにくくなるんです。
ちゃんと洗うのはお風呂より難しい、というか無理
でもエアコンを毎日洗うなんて…
まあ無理ですよね。
なおエアコンを洗うってフィルターのことではありません。
エアコンの内部でカビが生えやすいのはフィルターではなく
- 熱交換器(銅管+アルミニウムのフィン)
- ドレンパン
- 送風ファン
- 吹き出し口
なんかです。
まあ基本的には内部はどこもかしこも結露することがあり得るのでカビが生える可能性はあるんですが、この4カ所くらいが絶対に生える所です。

こんなとろこは我々ではそもそも洗えません…
まあ、頑張れは出来ない事はありませんがかなり大変…
いややっぱ無理です…
毎日どころか、そもそも洗えない…
だからプロの有料洗浄サービスとかある訳ですが、そんなのそれこそ毎日なんて出来るわけない。
そして更に仮にプロの有料洗浄サービスであってもエアコンの場合は熱交換器は完全には洗えません。勿論かなりキレイにはなりますが。
せっかくお風呂と一緒で毎日洗って、毎日乾かせがカビが生えないの分かっているのに…
やる事は簡単
ではどうしたらよいのか…?
しっかり乾かすだけ
洗う、乾かすのうち洗う方が難しいならば乾かす方をしっかりやればいいんです。
どうでしょうか、皆さんエアコンしっかり乾かしてますか…?

おそらく多くの方がエアコンを乾かしていないのでないかと思います。
勿論、一部の方は除いて。
とはいえ、エアコンを使って洗濯物を乾かすのは誰もがやる事があるかと思いますが、エアコン自体を乾かすって今一ピンとこない方も多いかと。
乾かすだけで良いと説明していますがそもそもカビが発生・成長するには
- 温度
だいたい20~30℃がよく育つ。 - 湿度
相対湿度で60%以上でよく育つ。
実際に重要なのは空気の湿度ではなく、あくまでもカビの周りの水分です。 - 養分
要するに有機物といわれるやつです。
人間の皮脂や髪の毛、わたボコり、ダニの死骸、石鹸カス、食品カス……
いやもうありとあらゆるものが…カビの栄養素です… - 酸素
冷蔵庫で真空パックとか真空チルドとか長持ちするあれです。
カビの発生成長にも酸素は欠かせません。
の4つの要素が全て必要になります。
(色々な専門的なサイトでも説明されているので詳細そちらにお任せしますが)このうちの一つでも不成立になれば、少なくともカビは成長できなくなります。
ということで本来はお風呂も乾燥するだけで効果ありな訳ですが、お風呂の場合は給水口や排水口の中なんかは絶対に乾燥はできないですし、なんだかんだ毎日やるのはお風呂も無理な方も多いので、結局二重対策がベストなわけです。
カビは生えたら最後、まあ中々死にませんので条件が揃ったときにすぐ成長します。
なので、エアコンの場合も徹底的に乾燥してやることでカビの成長を抑制してやるわけです。
ちなみに発生したカビは乾燥だけでは勿論、死にません。
あくまでも成長を止めるだけです。
エアコンていつ濡れるの?
そもそもですが、エアコンの中っていつ濡れるんでしょうか?
エアコン内部が濡れるのは
- 冷房運転
- 除湿運転(再熱方式も含む)
の時だけです。
違う言い方をすれば
- 暖房運転
- 送風運転(空気清浄での送風運転も含む)
の時はエアコン内部は濡れません。
ということで、夏に冷房運転や除湿運転を行っている時って部屋の中の空気は除湿されるんですが、エアコンの室内機の中は真逆でもうびちょびちょになっています。
ちなみその室内機でびちょびちょに出てくる水って要するに部屋の中を空気を除湿したからでてくるわけです。
夏のエアコンって除湿運転は当たり前ですが、冷房運転の時も除湿機にもなっているわけです。
要するにエアコンって除湿機なんです。
だから当然、部屋の空気から除湿した水がエアコンの中に出てくるわけです。
いわゆる除湿器の場合、その水を内部の貯水タンクに貯めて定期的に捨てるわけですが、エアコンの場合は違います。
壁に設置されているのでそのまま室外に除湿した水を排水してしまいます。
注意して見ると夏に室外機の周りから水がちょろちょろ出ている事を目撃できるはずです。
それが除湿した排水です。
これ室外機から出ている水ではないんです。
室内機からの除湿排水を室内機からパイプで導水して、室外機の周りからこっそり流しています。
本当にちょろちょろなので、夏場だとすぐ蒸発してわからなくなります。
ということで、エアコンが濡れるのは
- 冷房運転
- 除湿運転
の時だけ。
だからエアコンの室内機を乾かすのも冷房運転と除湿運転の後だけでいいです。
お風呂と違って1年中、毎日乾かす必要はありません。
基本は夏だと思いますが夏以外でも冷房運転、除湿運転する時は同じです。
エアコンの内部を乾かす
- エアコンの中を乾かす=送風運転
割と時間かかる。
温度や湿度によりますが最低でも1時間以上は必要…
でも電気代は安い。 - エアコンの中を乾かす=暖房運転
送風よりは大分早い。
温度や湿度によりますが30分位で大体乾くかと
でも電気代大分高い。
部屋が暑くなる。
夏に30分暖房って普通にあり得ないです。
まあスゴク当たり前ですが、エアコンを乾かすにはこの二つしか方法はありません。
勿論もう一つの手段として当然、自然乾燥という方法があります…が、
これはお奨めできません。
何故ならばとても時間がかかるから。
お風呂もエアコンも一緒ですが基本は24時間以内にはカビは繁殖を開始します。
だから毎日洗って、毎日乾燥させなければならないわけです。
なので冷房運転終了後は出来るだけ速やかに乾燥しきらなければなりません。
エアコンの内部ってとても複雑な構造になっているのでただでさえ自然乾燥なんて24時間では絶対に無理です。
乾燥させるのだけら除湿でしょ!
…と思われてエアコンで除湿運転をさせる方が少しいるような事を聞くことがあります。
これは絶対にNGです!!。
↑の説明の通り、エアコンの除湿運転は部屋の空気の除湿はしますが、エアコンの内部は逆にびちょびちょになる機能です。
難しいのは毎日継続すること
結局はここにたどり着きます。
お風呂掃除と一緒ですが。
年1回、2回の大掃除でいいのならばまあ出来るわけです。
お風呂の場合はそれでもいいんです。
何だかんだそれで95%はキレイに出来るから。
でもエアコンの場合は…
年1回ではダメなんです…
優良な有料洗浄サービスでもダメなんです…
実は、エアコンの内部ってどうしても洗えない所があります。
もちろんキレイにはなります。
でも一度生えたカビは完全に落とさない限り、そこを起点にすぐに再成長します。
だからこそ、お風呂以上に冷房した日は毎日乾かすことが重要になります。
- 新品の時からずーーっと
- 冷房(又は除湿)した日は毎日乾かす
これがエアコンに出来るだけ長くカビを生やさない、例え少し生えても成長を止める唯一の方法です。
そして年1回の優良な有料洗浄サービスで可能な限り落としきる。
とはいえ、毎回乾燥させるなんて。
↑でも書きましたが、送風で1時間以上、理想を言えば2時間は必要。
暖房でも30分。
完全無理ゲーにも見えますが、でもエアコンがこれでキレイに保てるとしたら、やる価値はあるという判断をされる方もいるかと思います。
そして何よりも重要なのは
別に100点満点の完全乾燥でなくても効果あり!
という事。
これもお風呂を考えれば当然のことと理解いただける内容かと。
- 毎日洗って、ちゃんと乾かす
- 1週間に2回だけちゃんと洗って、ちゃんと乾かす
- 乾燥だけ毎日やる。
- 1ヵ月に1回だけ、お風呂出る時に割としっかり洗う、そしてちゃんと乾かす
- 1ヵ月に1回だけちゃんと乾かす。
- …
- …
- 1年に1回だけ大掃除
もっと色々、やりかた人それぞれと思いますが、どれも何にもやらないよりは効果ありますよね。
一緒です。
エアコンも出来るだけたくさん乾かしてあげましょう。
例え冷房後毎回でなかったとしても。
効果は必ずあります。
メーカーも色々準備はしています
各社の室内機乾燥機能
アップデート中
ダイキン
パナソニック
三菱電機
日立
イオンとか放電ではあくまでもついで
アップデート中
各メーカーも実はそう説明している
でもそんなPRは出来ない
参考
今回、画像や一部の内容を参照させて頂いたサイトです。
ご参考まで。
どのサイトもとても素晴らしい内容です。
エアコンクリーニングの相談先としてとても信頼のできる会社様かと思われます。
ご近所の方は是非お問い合わせください。







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