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一条工務店|14年間住んでみた|徒然なるままにマイホーム購入振返り

マイホームメメンテナンス
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  • 単なる個人の感想、(日記?)です
  • マイホーム建築15年目の振返り
    – 15年住んでみて思う事
    – 当時の選択は正解?不正解?
    – もう一度建てるならば?

2025年1月現在、一条工務店は単独のハウスメーカーとしては戸建住宅の年間着工数が名実ともにNo.1だそうな(マンション込みの戸数や売上のNo.1は別です)。

…しかし私がハウスメーカーを選定していた2008年~2009年当時はにはまだ大手としてはカウントされていませんでした。
(まあ当時も年間着工件数自体はNo.1-No3くらいだったのですが、なにせ閉鎖的な住宅業界…色々複雑な業界諸事情があった模様です)
もともと静岡浜松地場メーカーで色々紆余曲折あって2002,3年頃から住宅性能重視の現在のスタイルに会社の商品の方針転換したばかりの頃でした。
ということで高い住宅性能(主に高気密・高断熱)を当時から謳っていましたが何せ実績がせいぜい4、5年の家ばかり…でした。
そして10年後、20年後、30年後に会社自体が無い可能性も…
住宅性能とコストパフォーマンスへの拘り方針には感銘を受けたもののアフターサービスが最大の不安でした…
あれから15年…
家づくり最中に生まれた長子も今や中3…
マイホームでちびっこたちとの生活も終わりつつあります…
太陽光やらエアコンやら色々修理交換もしました…
マイナス金利が解除され、いよいよ今から住宅ローン金利が上がるとかあがらないとか…
繰上げ返済もちょっとはしました…

ということで、マイホーム建築をしていた当時の判断を現在の自分がどう感じているのかを徒然なるままに振返ってみました。
勿論、まだまだきっと最低20年以上は住み続けますし(売却する?)、ローンも半分は残ってますので現時点での振り返りです。10年後には全然違うかも…
今、もう一度マイホームを建てるならどうするか?
今から家建てるかたの参考になればと。

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我家の基本情報

我家のプロファイル
  • 着工~竣工~引渡し:
    2009年6月~2010年4月~5月

  • 建築会社:
    一条工務店

  • 間取り:
    2階建て|延床面積108㎡

  • 主な設備
    電気式(ヒートポンプ)床暖房、エコキュート、太陽光(3.4kw)

  • 住宅タイプ:
    一条工務店のセゾン(当時は夢の家Ⅳとカタログで呼ばれていました)

  • 場所:
    京都府
    1月終わりから2月中旬位までの夜間の最低気温は-5℃~0℃位

  • 家族構成:
    4人家族(夫婦+子供二人)
    長子_竣工半年前に生まれる
    次子_3歳差

お金

住宅ローン:変動?固定?

●当時の私は…

  • 全額変動金利で3500万程、借りました
  • 3本に分けて借りました(2200+850+450)
  • メガバンク(みずほ)で借りました
  • 期間は35年で全期間固定の優遇幅

あれやこれや、色々試算しました…
が、結局変動で借りました。

うる覚えですが、当時の優遇後適用金利は

  • 変動金利は0.9~1.0%
  • フラット35で大体2.5%前後
  • ちなみに、メガバンクの基準金利は各社2.5%前後


【変動 vs 固定】
その差おおよそ1.5%。まあ今も差で言うとこんなものかと思います。
当時、世の中はまだリーマンショック(2008年9月)直後、今思えば、住宅ローンの適用金利が正に下がりだした頃でした。
そして30代なりたての私は人生で初めて景気と金利の関係について考えました
尚、自分なりに考えただけで、一切勉強はしませんでした。
これが若気の…というやつですが。
勿論、そもそも景気が良いというのが何なのかもわかっておりませんでしたが…。
(まあ今でもそこは分かったような、わからんような、当時よりは分かるかという程度ですが)
まあ、わからんなりに色々ネットで調べて考えました。

そして当時自分で出した結論は、結局至極単純でした。
変動金利が1.5%も上がるような時には景気が良くなっている。
という事は、私の給料もそれに応じて上がっているはず、だから大丈夫払える。
固定金利で高い利息を払うのは無駄、変動金利一択!!

その当時の私が自分なりの根拠として調べていたのは、いわゆる90年代バブル時期と当時2000年代前半の金利の違い。
90年代バブル期には変動金利の基準金利は6%も7%もあったとのこと、それが2000年代は2.5%。
90年に13歳、中1だった私の思春期の記憶には、1万円札ばらまきやジュリアナのニュースをよく覚えており景気が良いという事はああいうことだ、あんな時代はもう二度と来ないであろうと30代の私は理考えたのでした。
という事で、金利はせいぜいあがっても1~2%。だから1.5%の差があるならば変動金利の方が絶対お得!!

下のグラフの赤線は変動金利の基準金利の1985年以降、現在までの推移です。
SBIホールディングスが運用するローン比較サイトのイー・ローンで見れます。
いや便利になりました。
私が家造りしていた2009年当時も既にSBI銀行・証券ありましたが、まだまだネット銀行・証券とも今ほどの存在感はありませんでしたし、情報もこんなにありませんでした。


【3本の住宅ローン】
冒頭記載の通り、私は住宅ローンを3本に分けました。
これは決して私が意図したものではなく、一条工務店の販売方針(料金回収方針?)によります。
一条工務店を検討されている方は既に担当営業の方から聞かれていると思います(おそらく今も変わっていないはず)が、一条工務店では支払いが3段階に分けて設定されています。
1回目:土地購入時
2回目:着工時(手付の位置づけ)
3回目:引渡し時
どれかのタイミングを自己資金で支払いする場合は回数減りますが、普通は3回です。
これはどうやら、世の中では珍しいケースのようですが、これ割と理にかなっていると感じました。

何せ、3本に分けれるという事は変動金利、固定金利をミックスで借りる事もできます。
いわゆる金利変動に対するリスクヘッジが出来ます。

という事で、私は最後まで悩みましたが、結局、3本全て変動で借りました。
理由は、上述の通りです。

尚、ローンを3本に分ける話は融資先がメガバンクないしは地銀ならば銀行側もわかっているはずですので特にもめる事は無いようです。ネット銀行の場合はどうなんでしょうか?


【メガバンク vs 地銀 】(vs ネットバンク、ろうきん)
メガバンクで借りたのは、当時はそもそも今ほどネットバンクが台頭していなかったから。
現在ならおそらくネットバンクで借りるかと思います。
但し、これはネットバンクの金利が安いからではありません(詳細は後述)
しかし当時の私の選択肢にネットバンクはありませんでした。
ネット証券(私の場合はSBI証券)を利用するために、必要に迫られてSBI銀行の口座開設はしていましたが…
2009年ってまだそういう時代でした…よね。

地銀も勿論検討しました…
単純に金利が高かったから借りませんでした。
私は京都在住なので京都銀行に相談に行きました。
勿論、行く支店や、あたる担当者さんにより変わるのだと思います…
が、しかし私は通り一辺倒の説明しかして戴けませんでした。
店頭パンフに書かれている以上のことは何も。
冒頭で一通り自分で勉強しており、他行もすでにいくつか回っているので基本的な説明は不要とはお伝えしたのですが…
優遇幅についても一切、説明なし。質問しても即答できませんの塩対応…
3500万ですし個人ローンとしては決して高くはないですが、安くもないと思います。
一応、一部上場企業勤務ですし京都銀行にとってわるい案件ではないと自分でも思っていたのですが…
まあ、これはやる気ないな…との判断にいたりました。

現在は違うと信じています。
でないと地銀はもはや生き残れない時代かと。
あくまでも2009年当時の京都でのはなしです。

メガバンクはみずほに加え、住友、UFJの3社に話を聞きに行きました。
単純に優遇幅の提示額が大きかったのがみずほでしたのでみずほに決定しました。


ちなみに会社のろうきん(労働金庫)にも一応、相談には行きました。
はっきり言って一番、行く価値が無いのがろうきんかと思います。
まあ、数値的に特にメリットが無いのはともかくとしても、要するに労働組合関係者のずぶずぶな…
説明も…まあおそらく説明している本人もあまりわかっていないのでしょう…
すみません、わたしはアンチ労働組合な人間なのもので…
最近は減っているのかと思いますが、やはり会社の制度を盲目的にメリットがあると思われてる方が一定数おられるのは事実かと感じます。

●現在は…

  • 変動で借りて正解でした
  • 今後も変動金利がお奨め
    (個人の意見です)
  • でも借り換えしたい
    (私は諸事情により借り換え出来ないのですが…)

この15年間、金利は下がり続けました。
固定で借りていたら15年間固定で高い金利を払い続ける事になっていました。
この15年間の間に固定金利から変動金利に借り替えした方も多数おられるのではないでしょうか。

【変動金利に対する誤解】
重要なのは基準金利よりも優遇幅!!
(だった…あくまでもこの15年間の話です。)

2009年の住宅ローン借り入れ実行当時の私の理解は以下の通りでした。

  • 基準金利の上下に応じて変動金利も上下する
  • 即ち変動金利が上がる = 基準金利が下がる
  • 即ち変動金利が下がる = 基準金利が下がる

勿論、何も間違っていません…
が、しかし…
2009年から現在2024年までに起こった、変動金利の超低下の背景はこうではありませんでした。
実際に起こったのは…

  1. 基準金利は全く変わっていない
  2. なのに銀行各社が優遇幅をどんどん拡大
    ➡その結果、変動委金利の適用金利が超低下
  3. 尚、優遇幅拡大に併せて固定金利の適用金利も低下

という現象が起きました。

ということで、

  • 折角、世の中の変動金利は下がったのに
  • 変動金利で借りている私の住宅ローン金利は全く下がらなかった~~~~!!
  • 変動金利で借りたはずなのに実質的には固定金利みたいになっていた
  • 借入金利が下がったのは新規借り入れ方のみ

という、中々せつない結果ではあります。
ちょっと騙された感は否めませんが、ルール違反はしていないので…
金融の世界なんてこんなもんかと大変勉強になりました。
まあ、当時の固定金利で借りるよりは全然良かったので、良しとします。
同様に感じておられる方は結構おられると思います。
そしてこれが原因で既に借り換えを実行した方も少なからずおられるかと。

また、↑と同じグラフですが変動金利の基準金利(赤線)が1995年以降もうほとんど横ばいなのが確認できます。
唯一基準金利が上がりかけたのが、くしくも正に私が借り入れした2006~2009年頃。
あの頃は毎月基準金利のチェックをしてドキドキしてました。
過去は過去ですが、結果としては1995年から現在まで約30年間、基準金利は約2.5%で固定されてしまっているわけです。

【各銀行の基準金利はまだまだ上げられない…はず】
ということで優遇幅の拡大に伴い、新規借り入れの方のみが金利低下の恩恵を受けてきたこの15年なわけですが、これは裏を返せば今から金利上昇するにしても、その場合もまず優遇幅の縮小が起こるという事が予想されます。

要するに今から、借入金利があがる順番としては

  1. 銀行各社が優遇幅を縮小
  2. 結果、借入の適用金利が上がる
    ➡この影響が出るのはまたもや新規借り入れの方のみ
  3. でも、基準金利はまだ変わらない
    既にローンを借りている人には影響なし
  4. その後、本当に景気が良くなったら給料が上がる
    ➡そして基準金利があがる

まあ、あくまでも単なる素人の意見ですがこうでなければ、皆借り入れ中の銀行を見限り、基準金利を上げない銀行への借り換えが進んでいき業界の淘汰再編されます。
特にこの傾向は破綻するわけにいかない(国としても破綻させるわけにいかない)メガバンクで強く、メガバンクの方が基準金利を上げられないのではないかと…

という事で、契約実行済の変動金利の住宅ローンの金利が上がる事は、まだまだ先かと思っています。
世の中、やれマイナス金利解除だ政策金利上昇だ、アメリカとの金利差縮小だと多々報道されますがこれはあくまでも国(日銀)➡各金融機関へ貸出し政策金利のお話。

データとして検証するならば

  • 当時の日銀の黒田総裁がマイナス金利を開始したのが2016年1月
  • そして植田総裁が解除したのが2024年3月

はい、この間、変動金利の住宅ローン基準金利はいっさい変わっていません
(実際には各銀行ごとに若干の変動はあったはずです。上のグラフはあくまでも各行の中央値です。)
ということからも住宅ローン金利が上がるというのはいつも通りマスコミが勝手に騒いでいるだけです。(勿論、新規借り入れの方は金利上がっていきます)

勿論、長期でみればそれが住宅ローン含む各種金利上昇につながる訳ですが、影響が契約済の住宅ローンまで波及する(各行の住宅ローン基準金利が上昇する)のはまだまだ時間がかかるはずです。

尚、固定金利の基準金利は割としょっちゅう上げ下げされてますので、皆さま紛らわしい報道に惑わされないでください。
というか、固定金利の場合は本当に固定ですので基準金利よりも優遇幅込みでの適用金利の方が重要ですね。

【今、借りるなら…】
私ならば今こそ、変動金利で借ります。
優遇幅の通期・全期間引き下げ型で!
何故ならば優遇幅は固定でまだ過去最大レベルだから!!
2024年6月現在で各行の変動金利と35年固定の差はおよそですが1.5%位でしょうか。

変動金利の基準金利が1.5%上昇するという事体はまだ当分先だと思います。
1.5%アップとは即ち基準金利が4.0%前後、それは1995年頃の状態を意味します。
1995年といえば既にバブル崩壊後、阪神大震災や地下鉄サリン事件のあった年てはあっりますが、今から振返ってみれば、日本はまだまだ世界で充分に強く経済は順調でした。
私は日本があんな状態になる事は、当分ないかと思います。
という事でやはり、基準金利はそんなに急速にはあがりません。
なので、まだまだ変動金利一択です。
(勿論、優遇幅は個々人の収入により違いますので、あくまでも最大の優遇幅が取れる前提です)

繰上げ返済

●当時の私は…

  • 最初の3年位はせっせと繰り上げ返済しました
  • その後7,8年目にもしました
  • 繰上げ返済総額は400万円位(多分)

私は繰上げ返済は辞めました。
繰上げ返済するよりもその資金を投資に回した方が資金の運用効果は高いかも…っとの理解に至りました。
あの400万をインデックス投資に回していたらと思います…
まあ、いまからどうかは個人の判断ですが…

建て方

一戸建て?分譲マンション?

ここは自身の生い立ちにより大きく分かれる所ではないでしょうか?
一戸建てで育った方は自身も家を買う際には一戸建てを選び、マンションで育った方はやはりマンションを選ぶ。この傾向が強いのかと思っています。
かくいう私自身が戸建てで育ちましたので、やはりそもそもマンションに住むということが最初から選択肢になく、家づくりをしていた2007年、2008年当時は全くマンションについて検討しませんでした。
それかや約15年経った現在…
この間、幸か不幸か海外赴任で建てた家を空け海外のマンション(海外ではマンションとは言いませんがいわゆる日本のマンションです)に住むこと約5年。
これはこれでありかもしれません。勿論、日本と海外では事情違いますが。

という事で、私なりに思う一戸建てと分譲マンションの良いとこ悪いとこを比較してみます。
尚、この記事ではあくまでも比較は分譲マンションです。賃貸マンションは含みません。

まず私の考え方の大前提です。

一戸建て派?マンション派?
もうこれは思想ないしは宗教みたいなもんというのが私の認識です。
要するに完全に個人のライフスタイル、考え方の問題です。

ただ、住まいとしての快適性、暮らしの利便性、法律的事項、技術的事項……それぞれの事項についてメリット、デメリットが明確に出る項目があることは間違いありません。
それを出来るだけ正しく理解した上で後から後悔しないことが重要かと。

私自身は一条工務店で一戸建てを建てた事にはいまの所、後悔は一切ありません。
勿論、今から後悔することあるかもしれませんが…
しかし、現在、遠くない将来である老後に向けてはマンションへの移住を検討開始しています。
50歳目前の現在、私の中での正解は子供が小さいうちは一戸建て、老後はマンションです。
要するにライフステージに併せて住まいも変更が良いと考えています。

という、考え方のおっさんの意見として読んで頂けましたら。

一戸建てでよく言うメリット、デメリット

まずはメリット

  1. 間取りが自由に決められる
  2. 設備が自由に導入できる
  3. 庭付きにできる
  4. 駐車場生涯ただ
  5. マンションの月の管理費が発生しない
  6. 固定資産税が安い

といった感じでしょうか?
それぞれ私も大いに悩み検討しました。

  1. 間取りが自由
    これがマンションとの最大の違いの一つである事は確かと思います。
    間取りを変えられない建売りの一戸建てを除けば、全ての戸建て住宅で間取りは基本自由に決められるはずです。
    ここに重きを置く方は、基本は戸建てが良いのかと思います。

    マンションでは内装の変更は出来ても間取りの変更は出来ない事が大半です。
    マンションで間取り変更というと長く住んだ後、又は中古マンションでのリノベーションが何故か日本では主流になります。
    一方で昨今、一部のマンションデベロッパーでは間取りの変更が自由に出来る新築マンション、いわゆるスケルトン売りのマンションも出てきています。尚、海外のマンションではむしろこのスケルトン売りが主流なずの認識です。

    戸建てで本当に間取りが自由か?というと答えはYesでもありNoでもありますが、これは複数の要因、諸事情が絡みます、その辺の詳細は↓で別途。

  2. 設備が自由
    これは絶対にメリットでしょう。
    太陽光、蓄電池この二つは2024年現在新築中の方にとっては悩みの種ですね。
    しかし、まあこの悩みも戸建てならではの悩みであり、そもそもマンションの場合は選択肢にまずありません(一部なぞの東京都の条例等は分かりませんが…興味もありませんが)。

    また、この記事読んで頂ける方は一条工務店=床暖房ということで、床暖房を検討されている方が大半かと。まあ、床暖房については実は大概のマンションでも対応してくれます。
    …が全館床暖房となると、マンションだけでなく戸建てでも対応できるハンスメーカー、工務店は限られてきますね。
    私も実は、一条工務店以外でも全館床暖房を検討しましたので、その辺の詳細は↓で。

  3. 庭付き
    これが割と悩みの種ではないでしょうか。
    果たしてメリットなのか…?
    これはご自身、ご家族のライフスタイルによります。
    一般的には投資対効果が非常に悪い方が多いのではないでしょうか?
    要するにあまり使わないんです…
    我家もいわゆる猫の額ほどではありますが庭つけました。
    子供が小さい頃は小さい砂場、ビニールプール、家庭菜園、バーベキュー、小さいながらもウッドデッキで食事と大活躍しました。

    但し頻度は…
    どれも代替手段は少しの時間と少しのお金をかければ外にあります。
    時間と金をかけたくないという方は、どうせ家にあってもおそらくほとんど使いません。
    私はそれなりに使いましたので満足はしています。
    でも下の子も来年は中学生、もう使いません。今後も使わないでしょう…
    私は砂場もウッドデッキも自作したので金はほとんどかかってません、見た目が一部…な庭ではありますが、もう一度家造りするとしても、やはり小さい最低限の庭を子供のために用意します。本当に楽しそうだった…

  4. 駐車場が生涯ただ
    明白なメリットだったんです…
    15年前は…

    でも現在は…
    住む場所によっては微妙ですね…
    勿論、車を所有されている方はなにも変わりません。

    ですが、現在の我が家はカーシェアで充分な状況です。
    車持っていません…
    家建てた当時は2台持ちだったんです。私の通勤用と妻用と。
    2台分駐車場あるんです。
    現在は電車通勤です。妻も子供の送り迎え・病院に連れていく事も減りました。
    車は手放しました…
    幸いにもカーシェア併用のTimesが我が家も徒歩10分圏内に2カ所ほど。

    子供が小さい間は車は絶対にあったら便利です。
    かなり駅から離れていて車必須の場合は勿論、悩む必要はありません。

    ですが私同様に将来はカーシェアで充分かもという方は、上記の小さな庭と駐車場と併せてどれくらい必要か考える必要はあるかもしれません。
    購入する土地の広さ変わってきます。

    車を持っていない事のデメリットも多数ありますが、メリットもガソリン代、保険代、車検大…当然かなりあります。

  5. 月の管理費がない
    これは戸建ての場合も必要と思っておいた方が良いです。

    但しポイントは
    ・毎月強制徴収されることはない
    ・使途は全て自分で適正に決められる

    エレベーターや共用スペース照明等の共益費という意味では必要ありません。
    しかし広い意味で設備含む家の維持メンテ費用の準備は必要です。
    別の記事で書いていますが太陽光修理しましたし、床暖房本体の交換もしました。
    どちらも有料です。どちらも結構な費用かかりました。
    今から当然、壁も剥がれてくるでしょう…

    しかし一般的なマンションの共益費と比べるとかなり安いのではないでしょうか。
    地域や物件のレベルによりまちまちなのは当然ですが、一条工務店で家を建てる事を検討する位の収入層で考えると、1万円~1万5千円位がよくあるマンション管理費の相場でしょうか?
    即ち年間で15万円前後。
    私の場合、既に14年間住んでいますので200万円相当でしょうか。
    ここまでは家のメンテにまだお金払っていません。
    勿論、今から先が問題ですが。今の所、まだ壁も屋根も大丈夫。
    はい、雨漏りもしていません。

  6. 固定資産税が安い
    これはあくまでも一般論です。
    参考レベルです。

    そういうケースが発生するかどうかは別として、土地の評価額と建物の評価額の合計の評価額を同じ建物を比べた場合です。
    一戸建ての方が評価額全体に占める建物の割合が低い事が多い。
    一戸建ての方が建物部分の資産償却の法定上の年数が短い。
    (法定上は戸建てが22年、マンションが47年で定められてます。)
    結果としてスタート初年度の資産評価額が一緒であれば一戸建ての方が安いということになります。詳細な計算イメージは色々なサイトで出てますのでそちら参照ください。

    建物と土地の評価割合で大きく変わってきますし、そもそも建物の評価額は引き渡し後に、税務署職員と立会いの下、査定し連絡が来ます。
    従って事前にあまり考えても特に有効な対応策はないはずです。

    ここでポイントは
    ・建物の評価額は引き渡し後に立会い査定
    ・床暖房は固定資産とみなされる

    あたりかと。
    床暖房って家電とみなされるエアコンと違って住宅設備なんです。
    要するに持っているだけで税金掛かってるんです。

    おそらく一条工務店の営業マンが皆口を揃えて説明していると思いますが、税務署職員が査定に来る際に、積極的に言わなければ床暖房がある事がわからず設備としてカウントされない事が多々あるとかないとか。
    本当かどうかはわかりませんが。

    ただ悩ましいのは、いずれは住居を売却する前提であれば固定資産税の評価額が高い方が売却査定金額も一般には高くなるという点。
    税金は安い方がいい。でも評価額は高い方がいい。
    うーむ。
    要するになるようにしかならないということですかね。

続いてデメリット

  1. 土地代が高い(土地の方が高い事もちらほら)
  2. 同価格ならマンションより立地条件が一般的に悪い
  3. メンテナンスは一生涯自己責任
  4. 建物としては防犯性/安全性が低い傾向

メリット同様に我が家の例で振返ってみます。

  1. 土地代が高い
    はい、これはもうその通りでした。
    我家の場合、土地の方が高いまではいきませんでしたが45%位が土地代です。
    勿論これはどこに建てるか次第なので一概には言えませんが、どこに建てるにせよ相当な割合が土地代であることは間違いないですね。
    この土地代を広さや設備に割り振れるマンションに対してはこの点では確かに敵わないかと。
    勿論、同じような場所に建てるならばという前提ですが。
    多くの場合、マンションを建てるような場所にはあまり一戸建ては建てない(法律的にも立て難い)ので直接比較は難しいですが。
  2. マンションよりも立地条件が悪い
    駅の近くを立地条件が良いという前提に立つと、上記の土地代と深くかかわっていますが、やはり駅近になればなるほど一戸建てを建てるのは困難になります。
    まず土地が高い。
    またそもそも駅の目の前に一戸建て住宅なんて法律的にも不利な事ばかりであまり現実的ではない。
    勿論地域によります、地方に行けば駅前いきなり一戸建てもありですし実際にありますね。

    私の場合、駅から徒歩10~15分の全く車の通らない住宅街に立地です。
    最寄りコンビニ(7-11)、スーパーまでは徒歩約5分。
    この家の前を車が通らないというのも一戸建ての場合、子育てには重要。
    駅から遠いいデメリットを享受する代わりに、幹線道路からも遠いいという安全・静かというメリットを獲りました。
    閑静な住宅街であっても、結局はその住宅街の中で車がメインで通る道があります。
    そのメイン通りに面するか、面さないかでかなり子供の安全性が変わってきます。
    うちの子達は本当に良く家の前で遊んでいました。

  3. メンテンナンスは一生自己負担
    こちらは上記のメリットの方の月の管理費が無いの所の裏返しです。
    費用が一生自己負担なのは当たり前なのですが、それにも加えてメンテナンスの検討をするのがとても大変です。正直面倒くさい。
     何を?
     いつ?
     誰(どこ)に頼む?
     いくら位が適正?
    まあその為に、このてのブログが今は重宝されるのでしょうか。
    私の記事も皆様の一助になればと。
    おそらくAI、AIとどんなに時代が変わっても物理的なモノのメンテナンスは必要であり、ここは実体験がまだまだ重要かと思っています(10年後は違うかな?)。
  4. 建物の防犯性、安全性が低い
    防犯性:
    1階に居住スペースがある事の心理的な怖さが駄目な人は、もう選択の余地はありません。
    管理人付きのオートロック玄関+エレベータが決して安全な訳ではなく、あくまでも心理的な安心感がメインであることは明白ではありますが、確率論として一戸建てが防犯性が低い事は否めないかと思います。

    安全性:
    自然災害に対する安全性という観点です。
    火災、地震、洪水、土砂崩れ等、平均的に見てちゃんと設計されたマンションに対して劣る事はやはり否めないでしょうか。
    勿論、ちゃんと設計されたマンションをどうやって見分けるかというのも難しい問題なのはとりあえずおいておきますが。
    私も地震、洪水、土砂崩れまでは対策をそれなりに検討したと今でも考えていますが、やはり火災、特に隣家からの貰い火事は如何とも対策しがたい問題かと。
    一時消火設備がちゃんと整ったマンションにはどうしても及ばないかと思います。

    ちなみに私が購入時に検討した内容としては、

    地震:
    個人的な見解としては、これこそが大手ハウスメーカーを選ぶ最大の理由と思っています。
    主要な各ハウスメーカーで訪問時に阪神大震災時の倒壊実績を確認させてもらいました。
    地震後の火災は別ですが、木造であれ鉄骨造であれ各社地震による倒壊は基本ないはずです。当時は大体どのハウスメーカーでも住宅展示場には阪神直後の様子を展示してくれていました。これが地場工務店との最大の違いと認識しています。
    勿論、地場工務店でもしっかりしているところは幾らでもあるはずです。しかし、それを確認する術がないのが現実でした。今は違う事を願っています。
    また隣家倒壊の巻き添えを回避するために、周囲に高層建築が無い事、即ち低層住宅専用と定められている地域を選ぶことも重要です。

    洪水、土砂崩れ:
    これはどちらかという人災と考えています。
    洪水被害、土砂崩れが出るようなところに家を建てない。
    もうこれにつきます。

    先祖代々の土地に住む場合は、あきらめて引っ越しましょう。
    お金かかりますがしょうがないです。
    そもそも、大半の方は土地を購入するところからが家造りです。
    親の土地を相続してここで節約するならば、それはその方の選択です。
    即ち、沿岸部、低地、山や崖の近くは絶対に選ばない。
分譲マンションでよく言うメリット、デメリット

分譲マンションのメリット

  1. 立地が良い事が多い
  2. 凄く充実した共用設備がある事が多い
  3. 防犯性、安全性が高い事が多い

続いて分譲マンションのデメリット

  1. 間取りの自由度がとても低い
  2. 場合によっては管理組合がものすごく面倒くさい
  3. 庭はない。バルコニーはケースバイケース。
  4. 固定資産税が高い事が多い

大手ハウスメーカー?地場工務店?

家造りの最初の関門として、ここで悩む方、割と多いのではないでしょうか?

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間取りと設備

建売り?自由設計?

庭・外構

お風呂

ベランダ

太陽光

電気?ガス?

コメント

  1. ばな より:

    建てるまで、建てて数年のブログはたくさんありますが、建てて十年二十年の方のブログはないので、読み応えがあります!
    続き待ってます!!

    • zeh-orz より:

      ばなさん、こんな書きかけ記事にコメントありがとうございます。
      週末ブロガーなので更新は遅いですがまた読んで頂けると励みになります。
      現在家造りされている方でしょうか?
      もし何か関心ある項目ありましたら出来るだけ早く更新いたしますのでまたコメントください

  2. ばな より:

    返信してくれていたのに気づきませんでした!
    新築だったら一条工務店で家を建てたいなと思いつつ、建てたら後戻りできないし…35年ローンだし…費用抑えて工務店のほうがいいのかな…そもそも賃貸のほうが…とか資産性を考えたら中古なのかな…とか、色々考えてしまって、もんもんとネットの海を彷徨っている検討中の人間です。
    人生の選択をした先輩が考えられたことを知れるのは大変ためになるので、ああすればよかった、こうすればよかった、みたいなのが沢山読めると嬉しいです!(家造りに限らず…)
    気長に更新待ってます(^^)