- 本体交換費用:25万円
- 14年目の夏に本体交換
(12年目の冬から徐々に動かなくなりました)
入居後まだ日の浅い方、今から建てる方、ご参考!
2024年5月現在、一条工務店は単独のハウスメーカーとしては戸建住宅の年間着工数が名実ともにNo.1だそうな(マンション込みの戸数や売上のNo.1は別です)。
…しかし私がハウスメーカーを選定していた2008年~2009年当時はにはまだ大手としてはカウントされていませんでした。
(まあ当時も年間着工件数自体はNo.1-No3くらいだったのですが、なにせ閉鎖的な住宅業界…色々複雑な業界諸事情があった模様です)
もともと静岡浜松地場メーカーで色々紆余曲折あって2002,3年頃から住宅性能重視の現在のスタイルに会社の商品の方針転換したばかりの頃でした。
ということで高い住宅性能(主に高気密・高断熱)を当時から謳っていましたが何せ実績がせいぜい4、5年の家ばかり…でした。
そして10年後、20年後、30年後に会社自体が無い可能性も…
住宅性能とコストパフォーマンスへの拘り方針には感銘を受けたもののアフターサービスが最大の不安でした…
それから14年…
家づくり最中に生まれた長子も今や中3…
太陽光やらエアコンやら色々修理交換しましたが本記事では床暖房の修理費用にフォーカス。
実際の見積書公開
修理交換費用
兎にも角にも実際の見積書ご覧ください。
料金は本体・工事費・諸経費・消費税、全て込々で257,664円。
交換したのは
- 室外機
- 床暖房室内機
- エアコン室内機
ヒートポンプ式床暖房の室内機と室外機をエアコン室内機含め一式全て最新のものに交換しました。
(勿論、床や床の下のパイプは一切故障していません。まあこの辺は大きな地震でも来ない限り壊れる事はないと思います。)
床暖房のサイズ
ちなみに我が家の家と今回交換された床暖房のスペックは以下の通り。
うちよりもサイズの大きい方、小さい方は参考価格と参照ください。
- 延 べ 床 面 積 _ 108㎡(2階建て)
- 床暖房の定格暖房能力 _ 6.3[kw]
- 床暖房の機種名 _ RAY-4042X-IJ(長府製作所)
床暖房の提供は勿論、長府製作所。
2024年5月現在、同等機種の詳細が長府製作所さんのホームページに出てます。
メーカ掲載価格はあくまでも希望小売価格ですので無視ですね。
いつまでホームページに載っているかはわかりませんので一応、画像も貼っておきます。
いつ?どう?どこが壊れる?
いつ?どう壊れた?
- 2010年05月 _ 住宅引渡し
春に入居。初年度の夏に少しだけエアコン冷房としてシステム使用を開始しました。
床暖房を本格的に長時間稼働で使い始めたのは2010年の11月位。 - 2021年12月 _ 12年目冬:たまに動かなくなる。
毎日タイマーで夜間に8時間位、昼間に4時間位、床暖房を運転してましたが、昼夜の間で停止した、その次の再運転の際にどうやら運転できなくなることがちらほら発生していたみたいです。
一旦、床暖房が運転開始してしまえばそのまま運転継続するのですが、一度停止させるとその後に運転できなくなるような感じでした。
止まってしまう時はエアコンの室内機に「A5」のエラーコードが出ました。
床暖房の電源(ブレーカー)を一度落として再運転を何度か繰り返すと復帰しました。
一週間に1回位これで止まるので割と面倒くさかったです。
そろそろ壊れるのかな??…と覚悟を決めた年でした。
尚、床暖房が動かなくてもエアコン室内機の暖房だけならばしばらく動く事がちらほらありました。まあエアコン暖房は基本使わないので戦力外ですが。
ちなみに、ググって見るとこのA5エラーは各家庭でかなり出ているようです。 - 2023年03月 _ 13年目冬:動かない事が多くなる
昨年の冬に床暖房は不調でしたが、夏の冷房使用は特に問題置きませんでした。
…が、冬になり床暖房使い始めるとやはり昨年と同じ症状。
徐々に止まる頻度が上がっていきました。
そして暖かくなり出した3月には2日に1回位止まるようになりました。
なんとかこの冬は乗り越えたかな…?という感じで修理することにしました。 - 2023年07月 _ 14年目夏:交換修理実施
まだ冷房としては使えていましたが、冬に備えて修理に踏み切りました。
どこが壊れた?
私もエンジニアの端くれですので何となくですが、推測です。
- エアコンの冷房は最後まで出来ていた
➡室外機の基幹部品である圧縮機は壊れてなかった - 床暖房室内ユニットの不凍液が動いていない事が多かった
➡要するに床暖房のポンプが動いていない感じ
という事で壊れた原因は室外機の圧縮機や床暖房のポンプではなく、床暖房の不凍液を回すポンプに運転開始の信号を正常に送る事が出来なくなっていた為ではないかと思われます。
その根本要因は?
- ポンプを運転開始させるリレーが溶着しかけていた。
又はポンプを異常停止させる保護装置(温度センサーとか圧力センサー)に連動したリレーが溶着しかけていた - 床暖房室内機と室外機の床暖房のポンプユニット通信線がおかしい(断線、ノイズ等)
ではないかと思います。
2番の通信線が理由であれば、通信線替えたらよいだけなので修理できるはずです。
修理できないという事は、電気製品の故障理由の常套句、もう交換用のリレーが生産されていない…という王道の故障ではないかと…
リレーあれば数千円で済むはずなのですが、まあこれはしょうがないです。
世の中、いつまでも故障しない機械はメーカー泣かせ、10年経ったら交換と割り切りましょう。
私もエンジニアの端くれですので、明日は我が身ですので…
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