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ambie sound earcuffs | AM-TW1|偽物をレビュー

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なにはともあれ、この偽物ambieの音漏れ具合を録音してみましたので、まずはご清聴下さい。
単にスマホで録音しただけなのでそんなにうまくは取れてませんがわかるかと思います。

ベンチマーク参考までに、カナル型(耳栓付)の主力商品である
Huawei:FreeBuds Pro2
Anker:Soundcore Lite P2
と比較してみました。

参考までに2024年現在人気のオープンイヤー型や骨伝導の音漏れ実機レビューもご参照ください。
このambie AM-TW1が発売したのが2022年12月。
技術は進化しました。
2024年2月、遂にHuaweiからもこのイヤーカフ型が発売。

Hulu

耳をふさがない”ながら聴き”イヤホンのambieの 偽物
実際に購入してみました。

結論から言うと
偽物は自分の部屋でしか使えません
残念!


●装着感は悪くはない
 実は長時間装着感としてはかなり楽ちん。
 ずっと挟まれている耳たぶが少し痛いくらい
 耳の形サイズによると思います。
 (尚、長時間装着だけにフォーカスするのであればありです。その辺りの詳細はこちら
●音漏れがかなり激しい
 静かな公共空間では完全アウト
●屋外使用感
 周囲の音もちゃんと聴こえる
 ……でも、自分の音が聴こえにくい
 (私の耳が悪いのか?)

●総評
部屋の中で一人なら長時間使っても耳痛くなくて快適。音質は十分。
あれ??部屋の中で一人ならスピーカーでいいか…


という事で、ちゃんと公式から本物を買いましょう。
いくら安いとはいえ、さずがに少し無駄遣いしてしまった感は否めません。

やはりカナル型、インナーイヤー型が良い方は上記動画のこれらがはずれなしでしょうか。

●まずはAnker

このSoundcore Life P2は安心のロングセラー。
値段も手ごろで、価格対性能で個人的にお奨めNo.1。

最新版はP3です。


●そしてHuawei

ちょっと高いけど、アップルAirPodsにも対抗している高級モデル。

こちらも2023年10月に最新版のPro3がでました。

こんなんも2024年2月現在でました。。。

●最後はお値段お手頃、でもそこそこ信頼性の高いSOUNDPEATSもお奨め。

上の動画で紹介したGofreeは23年11月現在まさにGoFree2(公式サイトでも売り切れ中)にモデルチェンジしたばかり。
既に売っていいない様です。

ワイアレスイヤホンはメインで使うシーンで選ぶと失敗しにくいです。

購入ルート/価格

アジアのメジャーECサイトの一つであるShopee(本社はシンガポール、アジア各国でECサイト/アプリを展開)、今回はタイShopeeで購入
アジア版Amazon、いや基本はマーケットプレイスなのでアジア版楽天の方がイメージは近いでしょうか。東南アジアではAmazonはあまり普及していなくて、このShopeeとLAZADAという所が2強のECサイトかと思います。まあどちらも偽物天国ではありますが、ちゃんとした店もかなり出店してます。
私の認識ではShopee Japanも既に存在し、日本から購入はまだできませんが出店は出来るはずです。おそらく日本から商品を輸出している方は結構いるのではないでしょうか。
Shopeeの説明はこのへんで、実際に今回購入したambieの偽物はこんな感じでShopeeに出てきました。

Shopee販売画面

もう見た目は本物とそん色ない広告写真かと思います。
というか、これ写真はひょっとしたら一部本物も混ざっているのではないかと当初は思いました。
当初はというのは、実際に届いた実物みてビックリ。この写真の通りのものが来ました(梱包箱以外)。

●本体写真
もうこれは本物にしか見えないですね。

●型番
どうどうと本家と同じAM-TW01って書いちゃってます。
さずがですね。
ちゃんとSONYの名前まで出してますし。

●Ear Bone …。
骨伝導って書いちゃいました。っぽいけど、本物は骨伝導ではないですね。
ちなみに勿論、この偽物も実物は骨伝導ではありませんでした。

●梱包箱
いやこれも、ほぼ本物完コピっぽいですね。
残念ながら私の所にはこの梱包箱は来ませんでしたが(後半参照ください)、Shopee内の他の人のユーザーレビューをみるとどうやら、このそっくりな梱包箱は実際に使っている場合があるようです。

●防水性
こちらも本家と同じくIPX5とのこと。
シャワーくらいなら耐えれると…
ほんまか??

●表示価格
179-999THB。
2023年8月現在、ドルだけでなくタイバーツも中々どうしてお高いです。
 1THB=¥4 としてまあ大体¥720-4000のイメージです。

本家は¥15,000-16,000ですので、おーすごい安い、流石。
と思いましたが…
さすがに¥720はありえないと思い、とりあえず899-999THBの高額レンジを選んだのですが……

左は実際のShopeeアプリでの他の出店の価格。
右は参考までにもう一つの大手ECサイトLAZADAの価格。
(6,057THBは本物かも。)

Shopee実購入価格

ノーマルの白色をチョイスしました。
そしてこちらが実際の決済完了後の注文確認画面。
(写真の価格が小さくてすみません。拡大してみてください。)

なななんと!!
結局何らかのディスカウントが発動しまして……

送料込みで
292THB !!
¥1,200位ですね。

本家の12分の1位…
おそるべし…

コロナ前頃なら、1THB = ¥3.4 位だったので¥1,050位。

待つこと約10日

7月28日に注文➡8月6日到着
9日間で来ました。
商品の発送元は
 ShiYanこと中国湖北省の十堰市
(”じゅうえんし”と読むらしいです。)

ということで、ここまでは全てShopeeのサイトの写真(スクショ)です。
そしてここからは皆、実物の写真です。

商品到着

梱包

残念ながら、私の所にはそっくり梱包箱は来ませんでした。
簡素な袋詰め。
しかし、このパチモン感あふれる梱包。
どんな粗悪品が入っているかとドキドキしました。

袋開けてみるとこんな感じ。
あれ、意外としっかりしてる感じ。
ちゃんとUSB-Cケーブルも入っていた。

マニュアル

マニュアルはやはり、表は中国語。
裏にはちゃんと英語があります。

こちら仕様表。
本家とは若干違う。
Bluetoothは本家は5.2だけどこちらは5.3。
バッテリーの維持時間は本家は6時間でこちらは4時間。
あれ、本件の丸パクリかと思ってましたが、ちょこちょこ細かい所の数値が違います。
割と真面目にちゃんと中身は作っているのか?
もしくは全くうそ適当か?

そして操作マニュアル。
これは完璧に本家を丸パクリ。
そして、ちゃんとこの通り動作しました

そして、保証用の記入欄まで。
まあ、だれも使わないと思いますが。
結構、徹底的にしっかりパクッてる感にあふれてます。

実物

こちら実物写真。あえて本物と近い角度で撮ってみました。
まじでそっくり。ECサイトの写真は間違いなく、この偽物の実物。
パット見本物と違うのはロゴの字がくっきりはっきりしているところ位ではないかと思います。

本家も生産地は勿論Made in China。実は製造元がパクっていたりして…単なる邪推ですが。

スマホ接続|アプリ接続

●Bluetooth接続
何事もなく、普通に成功。
しかもデバイスの表示名はちゃんと”AM-TW1”。

●公式アプリ接続
本家の公式アプリ”ambie”にとりあえず接続トライ。
やはり、こちらは検出できず。
さすがにこれはちゃんと本家の方がブロックされてますよね。

実用感

実用感はもう冒頭に書いたので基本同じですが、もう少し説明を細かく書きます。

●装着感
最初は少しつけ方に戸惑いましたが、全然悪くないです。そもそもこの商品の本家メインコンセプトである”耳をふさがないながら聴き”を忠実に再現できている気がします。
確かに耳ふさがないです。だからすごく耳が楽です。インナーイヤー型とは比べる余地は全くない。
そして耳たぶにしっかり固定できてます。装着してランニングマシン乗っても全く落ちそうにはなりませんでした。
但し私の場合は、挟み込みが強すぎて少し痛い位。まあだからこそ落ちないんですが。ここは個人の耳の形サイズによるので本家も同様かと推測されます。

●音質
まあ悪くないです。インナーイヤー型と比べるとやはりだいぶ音がぼやけます。
まあそこはそういう商品ですから当たり前なので特に気にならないレベルです。普通に音ちゃんと聴こえます。
ワンチャン、Shopeeの広告に載っていたEar Boneの文言に期待していたのですが勿論、骨伝導ではありませんでした。ばりばり普通に離しても音聞こえてます。というかこれが要するに音漏れ問題。

●音漏れ
ここがこの偽物商品の一番のポイント。
もうバカ漏れです。耳から離してものレベルではなく、普通に座って机に置いてくらいの位置でちゃんと聴こえちゃうんです。


もう静かな公共空間では音漏れし過ぎて全く使えません。

●屋外使用
ここも問題。
周囲の音がちゃんと聴こえるんです。
でも、即ち周囲の音が聴こえれば聴こえるほど、自分の音が聴こえないんです。
音楽を何となく聴き流すのはOKかと思います。ですが例えばVoicyとかちゃんと言葉を聞き取ろうという場合は全く無理です。まあ私の耳が少し悪いのかもしれませんが…決して耳が良いわけではないです。

ということで
静かな公共空間➡NG
屋外➡NG

➡自分部屋の中でしか使えないじゃん…
➡スピーカーの方が良いね…

と、当初は思っていましたが、最近は……。
Audibleとか音声メディア(VoicyとかStd FMとか)聴くには部屋の中でもスピーカよりもこの手のイヤホンが良いという事に気づきました。
何故って、家の中でごちゃごちゃ移動しながら結構な長時間聴くんです。そうするとスピーカでは聴こえない所に移動するんです。そんな時、こいつがめっちゃ重宝してます。
だって、耳ふさぎっぱなしじゃないのはやはり超楽ちん!!!

その辺りの最終レビューはこちら

防水

私はしょっちゅう銭湯、サウナに入るんです(週3回以上)。まあ音漏れする時点でもう銭湯で使うとかありえないのですが、IPX5という事で本来は銭湯で使いたかった。

という事で、つけたままシャワー浴びてみました。

➡はい、勿論アウトでした…
到着初日の夜に自分家のシャワーでしながら入りました。
頭流しだしたら1分位で左がすごく音小さくなりました。
そして左が聴こえなくなりました。
良く自然乾燥させました(3日位)。
もう一度、普通に使ってみました。
乾いたおかげが、左も”コネクティッド”って聴こえてつながりました。
でもすぐに音が小さくなって両耳とも聴こえなくなリます。
色々試したら、右だけたとちゃんと使えました。
左をつけると、ボリュームダウンし続けて音が聴こえなくなることがわかりました。
左の操作ボタンが押しっぱなしみたいになっているのか?
更に4日間乾かしました。
なんと、左が使えるようになりました。

ということで、幸いにも1週間乾かしたら復活しましたが1分のシャワーに耐えられません。IPX5ではないですね…
まあ、もう使わないのでどうでもいいのですが。
ちゃんと公式品を買いましょう。

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